2009年9月17日木曜日

死刑反対 とはいうけれど

星嶋被告が死刑にはならずに無期懲役になったとき、姉は悔しさのあまり卒倒したというニュースを読んで泣いた。

人を許すということは、本当に一番難しいことだと思う。
家族を突然失い、遺体にも会えない。 顔かたちもわからないほど痛めつけられたことを思うと、犯人を殺してやるとしか思えない。

そして、その気持ちから一生逃れることはできない。その苦しみをどのように浄化するべきなのか。
どんな言葉を並べても無理だと思う。ただ涙を流すだけだ。

星嶋被告は初犯で一人の殺人なので無期懲役になった。家族の心情を思うとしのびないが、死刑反対の私としては頭のいい男である星嶋被告が更生し、世の中の役に立つ人間として罪を償うことを希望する。

彼がしたことはここにも書いたけれど、非常に幼稚な犯罪である。 それがまた腹立たしさを増幅させる。 なんでそんなことをしたのか?
それによってどんなに周囲が悲しむのかどうしてわからなかったのか?

星嶋は生きて一生、その十字架に耐えながらお詫びを一生かけてして欲しいと思う。
おろかな自分をとことん見つめて、どうして自分がそうなってしまったのかを考えて欲しい。

家族の前に土下座し、全財産を家族に差出し、そしてこれから働くすべてのものを家族に届け、
こういう犯罪がなぜ起こるのかを世の中に語ってもらいたい。


いつも思うけど、悪い人の方が結局強い。 許せないなと思う。
死んで簡単に終わってもらっても困る。
星嶋被告に私は絶対にこのままおとなしく終わって欲しくない。 もっと辛い思いをしてほしい。

家族と同じようにこれからの人生をとことん自分の罪に対して苦しんで生きて欲しい。

人間はとてもおろかだ。そのおろかさを許せるのもまた人間だ。
ご家族の皆さまが、本当の意味での強い気持ちを取り戻し、違った形で考えられるようになる日が来ることを祈らずにはいられない。



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不謹慎かもしれないが…
本当に、私も夫の過去の蛮行について(クレジットカードで豪遊していたり(クレジットカード思わず没収・夫の母親もあいつにそんなん渡すのが悪いと言われた)、私の貯金箱からお金を抜き代わりにスロットのコインをいれておいたり…私の大切な雪見大福を全部食べたり…)思いだす度にたまらん許せない。(夫に言わせるとそれは俺の金であって、お前の金のように見えるだけだといようなことを言われて大喧嘩)体調の悪いときなど、ふと思い出し腹が立ち過ぎて体が硬直するときがある。
この記事を読み、母親からそんなことで体が硬直するほど腹が立つのか?夫は犯罪でもしたのか?というのであるが、そんなことはありませんが、私は人のヘソクリを盗むのは体が硬直するほど腹立ちますけど!おかしいでしょうか?)

なんでそんなことをしたのか?
それによってどんなに周囲が悲しむのかどうしてわからなかったのか?

私でこんなに苦しいのだから、家族を殺されたりした人というのはどんなに苦しいだろうかと思うのだ。
キリストは人を許せと言うが、これを許せる人間はいないと思うこともある。


本当に、偉大な人間になるというのはとてもしんどい。 私には無理だし。

時々、イヤミを夫にネチネチ言うことで我慢している。

ああ。神様。お許しください。

本当に、ソンしないようにしっかり夫を利用できるズルイ女になって「ちょうどいい」と思っている。

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