2009年9月18日金曜日

薬は簡単に止められないから薬である

覚せい剤女が覚せい剤をやっていると私は判断し、本人に言うが本人は絶対に認めなかった。

でも、私が

「やってる人から聞いたけどね。覚せい剤を止めるのは睡眠薬飲んでとことん寝るしかないねんて」と言うと

目からウロコが落ちたような顔になった。で、精神病院に精神的におかしいから行くと言い出して、睡眠薬をもらうことになって連れて行ってあげた。

精神病院の医者にも「薬は大昔にやっていただけ」ということで
「今は精神的に不安定なんだ」ということであったし、
なんと医者も「やってるようには見えないです。私も薬物専門ですからわかります」と言ったのでびびった。
(ノリピーの会見でノリピー可哀想と思ってしまうオタクのような雰囲気の医者であった)
私しゃバカじゃないだろうかとあばれそうだったが、とにかく本人を刺激してはいけないのでしたいようにさせていた。

で、ごく弱い睡眠薬をもらった。

軽い睡眠薬とかじゃなくって、殴っても起きないくらいのキツイ睡眠薬もらわないといかんだろうと思うんだけど、そこまでの勇気がない。 とにかくいいように自分を見せたいという欲求があの女にはあったと思う。
 

それでも確かに、本人としては薬物を止めたいという思いがあったのだと思う。
けど、結局3回も行ったら精神病院に行くのもやめてしまった


その後、腎盂炎になって1週間病院に入院することになったのも本人にしたら薬をちょっと抜こうと思ったのだろう。


でも、薬というのがそういうものなんだろうなと思う。

簡単に止められないから禁止薬物なのだ。 ノリピーの会見をちらっと見たけど、彼女の本当にホンネがわからない、薬物やっていたとは思えないような感じは、あの覚せい剤オンナにそっくりである。 同じフィリピン人の友達も「テレビでノリピー見るたび思い出すのよ」と私と同じ意見だった。

世間をとりつくろって生き、強いプライドを持って生きていることがしんどさを生んでいる。
仕事復帰できると本人が言っているんだろうと思うけど、そんなことは無理だと私は思う。

しばらくは入院したり、リハビリしたり、仕事を本当にセーブして薬をやめ続けることをしないといけないと思う。

もう、本当にこう薬をやっている人が多いとリハビリについての専門家をもっと養成する必要があると思う。
あの精神病院の医者みたいな美人の言葉にほろっと騙されるアホじゃなくって…。

薬物依存というのは犯罪というより病気だと私は思うし。
普通に刑務所から出しただけでは結局もとにもどるだけだと思う。

今日のドラマの「さよならが言えなくて」はとてもリアリティがあると思った。
優しくしたら依存症の人間はよけいに甘える。専門のところで同じ病気の人と自分の力で戦わないといけないのである。中途半端な愛情だと、結局本人の甘えを呼び出してしまって同じ結果になってしまう。


だいたい、ああいう感じの美人の弱い感じの人が薬とかやったりしてハマルんかなぁ。華原朋美とかも薬物依存だったでしょ。結局は。
美人が「私辛いの~薬なんてしてないも~ん」というと、ああそうだね。と周囲はチヤホヤする。
グリ(薬物の症状で何に対しても疑心暗鬼になる)が来て「私あの人に襲われる気がして怖いの」といえば、それは大変。と心配してもえる
薬がなくてイライラしてワガママになっても「大丈夫?」とチヤホヤされる。そして、チヤホヤしてもらえないと超さびしかったりする。


私なんて、何をいうても誰もホロッとなってしまったりせんし。 
ホンマに。この前、南野さんが死んだとしくしく夫の前で泣いていたら、夫は
「泣く女は嫌いだ」と私からじわっと離れていった…。 たくましく生きるしかないなと思ったわ。


信じられんと思った。ホンマに。ええよな。線の細い美人っちゅ=んは! ふん!


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今日は南野さんのお葬式に行ってきた。すごい人で感動した。ひまわりのキレイなステキな祭壇だった。
親族でもないのにマイクロバスに席があるということで、斎場までついていき、おいおい泣きながら最後まで焼香させてもらう。 たぶん親族の方はあの人は誰だろうと思っていたと思う。

南野さん また会いましょう。

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