2009年12月30日水曜日

頼まれていたパソコンのバージョンアップなどをしながら、横目でビリーミリガンを見た。
実は私は、ビリーミリガン関係には心底驚いて、かなり本を読んだ。
どの映像もだいたい見たものだけど、何度見ても心から驚く。

でも、毎回思うが、彼のものすごさは毎回よくわかるのですが、いったいその分裂した24の人格がどこから来たのかという話はまったく出ない。

アメリカ育ちのビリーがどうして完全なイギリス訛りを喋る別人格アーサーになるのか?
その疑問について語る人がテレビではいません。 神様系のお話になる人もいるらしいが…

またまた、これは私のいつもの空想ですが…例えば空想の世界で、こういう人間になりたいと思って、どこかで聞いたイギリス訛りが本人がまったく意識していない脳の部分でどんどん勝手に勉強していたのではないかと…。

前世の記憶とか、いろんな意見もあると思うが、前世の記憶だったらそういう発言が本人から出ると思うし、私の脳が本人に無断で勝手に学習するという説の方が理屈に合うと思うのです。 24人どころか400人の人格が認められた多重人格障害もある。人間は極限に追い込まれると別人格が実は出るのだろうと思うな。

例えば同性愛者がビリーの中にあって、その女性の人格がレイプしているが、それは本人の男が怖いという思いとは裏腹に、自分の性欲を処理するための人格として誕生させたものではないかと思う。

ビリーの事例というのは脳の底知れないパワーの証明のひとつだと私は思う。
このパワーを自分でコントロールできたら、どんなにすばらしいだろうか。自分でコントロールできるんだったら、別人格大いに結構!寝ている間に、じゃんじゃん私のしたい仕事を片付けてくれていたらどんなにいいだろうかと…。

実際、生きていく上で人格って最強の武器だと思う。
負けない精神力とか、落ち込まない楽天的なところとか、ある意味それは命を守るためのものだと思うし。

いや、ホンマに人間にはあらゆる可能性が眠っていると思う。 

本当に、美味しいものを見て、ついガッツイいて食べてしまう自分なんて別人格としか思えないのだわ。

ははは~。

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