2009年12月18日金曜日

成功者とは

いろんな会社の社長さんを一応知っていて、成功するためにはどうしたらいいのかも私は知っているのに、私が貧乏にあえいでいるのは、おそらく私がお金よりも研究が好きだからだろうなと思う。

お金に執着していないのだろう。
小さい時に、お父さんが貧乏家の玄関をつぶして板をはり子ども部屋を作ってくれた。
畳1畳くらいのその部屋に小さい座り机を入れてくれて、そこは確かに部屋になった。
その時のうれしかったことは一生忘れられない。たぶん4、5歳くらいだったと思う。
そのことをお父さんに話したらお父さんもそれを覚えていて「嬉しそうにしてたね」と笑った。

そこでご機嫌で本を読んでいたのを覚えている。
今もそうなんですが、本を読むのが好きです。それで、子ども心に思ったのは、私は一生こうやって本を読んだり研究したりして、一生勉強部屋のある人生を歩みたいと思ったのだった。

そこで頑張って大学教授とかになれたらよかったんだけど、そこまでの脳がなかったのは残念であるが、具体的に子どもの私は自分の成功イメージをしたのがよかったのだろうか、それなりのお部屋に大好きな本が山盛りあって、毎晩遅くまで調べたりいじったりしている。 一応、その夢はかなっていると思う。その意味で私は本当に幸せだなと思う。


最近、なんか成功者セミナーとか、そういう自己啓発系ものが大流行ですが、無料のものとかわりと元気になったりするので読んだりする。 岡本さんによると、アメリカでもエンカレッジセミナーといってまるで麻薬のような、聞いているとやる気が出てきて前向きになれるセミナーが大流行なんだそうですが、なんか、結構お金、お金って言う感じなんだよね。 それは私にお金がない負け惜しみかな?


いわゆる大金持ちとかを何人か知ってるけど、お金ありすぎるのもマイケルジャクソンの例を見てもわかるようになかなか大変だと思う。

ただ、何か自分に理想があって、それに向かって何だかんだと努力していくことというのは、ステキなことだと思う。 人間の能力なんて個人差はあまりない。 ただ、自分の理想に対してどのくらい貪欲に前向きでいられるかだと思うんだよね。

いろいろ成功している人を見て私が思うのは

お金持ちなのに、極端な贅沢ではない。
安定した強い精神力を持っている。
基本的にはおだやかである。(例外もあるけど)
お酒は飲まない
タバコも吸わない
仕事が好きである
話をしていておもしろい
ムダな時間をきらい貪欲にいろいろするのが好きである。
何時間もテレビを見たり、だらだらと過ごさない
元気である
本を読んでいる


と、まぁ。そんな感じですかね。基本的にストイックで真面目な人が何でも成功しているように思う。
そんなことは当たり前で、1日何時間もテレビを見てぼーっと過ごし、お金があったら遊ぶの好きで、なるべく仕事はしたくないと思っている人が成功なんてするはずがないのだ。


でも、人の幸せは人それぞれである。
テレビをぼーっと見て、お酒を飲むのが最高の幸せだと思うんだったら、それができたらそれでいいじゃないか。と思う人もいるだろう。みんなが皆、ご立派な人ではない。
ある程度の年齢になったら、それなりの宝石とか毛皮とか持ってなかったら恥ずかしいとか思う人もいれば、
全身ユニクロでそれで十分だと思っている人もいる。
公団住宅に住んだら一生公団でいいと思ってしまうほどキレイで安くて快適だそうだ。絶対に一戸建てを持つのが夢だと言う人もいる。 どちらも間違った価値観ではない。

何がその人の幸せかということだと思うなぁ。

金銭的に成功する人の最大の特徴は、やはりお金に対する執着と努力と根性だと思う。
それはほんとに見習いたいなと私も思うけど、みんながみんなそれをやれないことも感じる。

ただ、今日も風呂屋でちらっとテレビを見ていて思ったんだけど、大食いグルメとか、食べ放題の紹介とか、そっくりさんとかくだらん番組ばかりで、これじゃ国民はバカになってしまうなぁと思った。
ちょっとサギくさい自己啓発セミナーのホームページを眺めている方がマシな気がする。
日本の今の経済の停滞は、やはり国民の多くが、大衆化していることにあるじゃないかなと思うな。
昭和の時代は、多くの人に向上心や高い理想があったと思うんだよね。子どもがいらないという人が増えているらしいけど、今、なんか自分さえよかったらいいというような、すごく小さい価値観で生きてる人が多い気がする。0
世のため人のため自分の力を生かしたい。とか思えてる人って少ないじゃないだろうか。 あの戦後の日本の復興の精神を今一度思い出して国民が頑張らないと、今の日本の財政赤字はどうにもならんと思うんだけどな。と、私が心配してもどうしようもないですが。


経済アナリストの藤原直哉さんによれば(オススメの音声です是非聞いてください)…本当に来年はもっと深刻な不況がやってくるらしいので、私も本が読めたら幸せとか、そんなのん気なことは言っておられないらしい。 どうやったら私が1億とか儲かるかなぁといろいろ空想するのであるが、ブログに広告はりつけるくらいしか思いつかない。 ホンマにビジョンが見えないのよねぇ。 おもしろい企画はなんぼでも浮かぶねんけど。 

ま、節約しながら頑張るけんど。
死んだときに、さいきさんはアホで不器用でドジで貧乏だったけど、一応は頑張っていたと言われたら本望である。

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