2007年10月1日月曜日

男には女が女には男が必要だ

そんなことは当たり前でとても自然なことである。
スカイプでたまに(というか、本当に毎日くらい)お願いしますというのがくる。うっとおしいからほとんど無視してるけど。

なんでそんなことしたいんかなと思うんだけど、たぶんカフェでまったりお茶とかしないんだろうなと思うようになった。

最近思うんだけど、田舎に育ってよかったのは、小さい子どもの頃に庭に座っていただけで近所の人がよってきて何やかやと話しかけてもらえるような社会に育ったことだ。
「ゆみちゃん何しよん。アリと遊びよんかね」みたいな。
小学校の夏休みなんか、朝寝してたら親戚のおじさんがずんずん部屋に入ってきて「まだ寝よるがね」と起こしに来るような文化で、年頃になったらまったく知らない人が家に来て縁談を持ってきてくれた。(店の店員さんを娘と勘違いしたという話もあったが)

そういう田舎のうっとおしさとかもあるけど、それがまた暖かさでもあると思う。

現代社会って、仕事ばっかりして、余暇は余暇で習い事とかパソコンとかしてしまって、近所の人と世間話をするような余裕みたいなのがない。 それがいびつな形になってヘンな不倫願望とかになるじゃないかなぁとこの頃思う。

私は確かに金儲けは好きだけど、金が世の中を狂わしていることも感じる。
そうじゃない。やっぱりお金と関係のない社会のぬくもりの部分はとても大切なもので、それを支えるのはやはり社会の知性であり、またそれが政治なんじゃないかなと思うんだ。

ヨーロッパを一回だけ大学生の頃に旅行して回ったことがあるのだけど、立ち食いケーキ屋とか夜はバーで本当に立って飲みながら皆でサッカーを見るとかがあるのである。で、ワイワイとものすごい喋っていた。ええ感じやなと思った。今考えると商店街で歩いてるだけで話しかけてもらって立ち話するような感じである。やっぱり、マシなこと言える人間になるには生身の人間と話した経験が必要だと思うんだよね。

友達とも話したのであるが、私が驚くのはわざわざ人に話しかけておいて内容のなさに驚くのである。
「ちょっと話しませんか?」って。おいおいって感じ。 私の何に興味があってどうして話しかけたくなったとかウソでもうまいこと言えとか思ってしまうねん。
ホンマにおもろない。というか、おもろい生活してないから、スカイプで話かけたかったりするのかもしれんけどさ。

最近の私はプログラミングの趣味(たいしたことはないが)ができて、なんかまったく知らない方に親切にいろいろネットで教えてもらえていることがとても暖かいなと。男おらんくてもいいなとそれで最近思うんかな?

まぁ。仕事ばかりして夜中にスカイプで知らん女に話しかけてみたくなる男に言いたいことは、時間作ってカフェでお茶でも飲みに行ってみたら。ということかな。
ちょっと知らない人と喋る練習してみるべきやと思うわ。

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