2007年10月12日金曜日

文明の世に生まれて

我幸せに3つあり
貧しく生まれ
野に育ち
文明の世に生まれたりしこと
by 出口王仁三郎

この言葉が好きだ。
まったくその通り。パソコンの時代にあってよかった。普通の家に生まれてのんびり育ちパソコンができる!すばらしい。

私しゃ暇になったらやりたいと思っていることの一つに宗教学がある。
邪教とされている大本教だが、私は、この宗教の本来は文明の礼賛と平和と幸せの融合をどうするか考える非常に哲学的な組織じゃないかなと思っていて好きです。 出口氏の文章とかとてもおもしろなと思う。 臓器移植に反対を掲げているところとかとても共鳴してしまう。 ラジカルでいい。 カッコいいなと思うのだ。

臓器提供の話になると、たいていの人は「いいんじゃないの?死んでるのだから目でも心臓でもあげたら。自分の子どものはあげられないかもしれないけど、自分のとかだったらどうぞと思ってしまう」とわりと軽く考えているように思う。
大本教が(だけじゃないけど)臓器移植に反対しているのは、宗教的な倫理観から言っているのではなく、非常に科学的で専門的な意見なのである。

日本消費者連盟も疑問を呈している。


私もとても反対の立場である。 反対の理由は本に任せるけど、簡単に言うと、臓器移植などの医療の高度化は結局は免疫抑制剤を売る薬屋が儲かる(ユダヤ資本=世界のスーパー権力者)だけで、もっと違う方向に発展させていかないといけないということだ。脳死の人を蘇生させる低体温療法などはっきり言うて、あまりお金のかからない技術や、臓器の代わりになる機械の開発、民間臍帯血バンク(これがさりげなく30万円くらいするらしいけど)
こういうものを力を入れていくべきだと私は思っている。


でも、それが間に合わないから、今は臓器移植しかないじゃないの?とか言うてる人がいると思いますが、どうして「しかない」って思えるの?って。 それはマスコミに本当に騙されているわけです。 臓器移植を美談にしてしまうから、そんな風に思えてしまう。 そんなええもんじゃないねん。 でも、自分の子どものために自分のへその緒に含まれる肝細胞を保存するなんてすばらしい! 子どもだけでなく、自分や夫が病気になったときも使えるのである。(増殖もできるのだ!)病院代が安くつく。そういうものになんで保険がきかんのか? これが普及したら医療費かなり安くなると思う。


セグウェイとか足の不自由な人にぴったりな乗り物も世の中には出ているわけで、膝が痛い人とかにぴったりな乗り物で、すばらしいと思うのであるが、そういうものの開発費は政府はもっと援助するべきだと思うのだ。 あれを金持ちのゴルフのお遊びにしかしてないのは私は信じられねぇ。

文明の世に生まれ、文明をいかにあやつる知恵を持つか。
宗教の倫理観に力を借りるはお嫌だというのなら、ネットの力で調べてみてください。

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