2007年10月2日火曜日

人間は何かにすがりたいもんだ

それは楽だから。

日曜日に報道特集で未だにアーレフに心酔する若者が多く、松本死刑囚をグルとしている教団の実態を見た。とてもショックだった。

私も趣味で瞑想はするんですが、瞑想をした後は頭が確かにスッキリする。
脳がキレイになるという感じがする。 単に居眠りしてるのかもしれないだけど。

で、それを集団でマントラ唱えてヤンヤンとやったら、トランス状態になって何か自分にスーパーパワーが備わったかのような「気がする」のである。で、「生まれ変ったような気もする」だけのことなんだ。

何も考えずに、マントラを唱えたり、瞑想音楽に心を解き放つというのは、心を休めて頭をカラッポにするだけのことで、それでストレスは確かに解消される。でも、実際の生活は変らない。気分が変って頑張れるというだで、自分に超能力が備わったとかは思わない方がいいんだ。


こういうものにハマル人というのは、子どもの頃に親にちゃんと可愛がってもらってないじゃないかと思う。あなたはあなたというだけで可愛い貴重な存在だと小さい頃に親からきちんと認められていないから、何か未来を予知したり、すばらしい人格になってたり、そういうスーパーな存在に憧れるのである。

アホやなと思うねん。

崇教さいき教の教えは「人間はなるべくしてなる。なるべくしてなるべく頑張れ」であって、それなりに自分で頑張ってたらよろしい。ということで、誰が上でも下でもなく、それぞれにその人なりの良さを大切にそれぞれの修行をしないといけないと思うのだ。
誰かの言うとおりにやるのは簡単だ。アレフに行くくらいなら自分で宗教法人を作るくらいに頑張ったらいいんじゃないだろうか。

なんか、そういう生イキな奴が世の中に減って、素直なくせにお金持ちでカッコよくて誰からも認められたいとか小さい夢持つアホが増えすぎた。

モテんかってもいい。俺は俺でええんや。って思って堂々と生きたらいいんや。
バカにされたないとか考える必要もないのだ。バカにされてると思うから思ってしまうんだ。
そんなことは考えずに、自分が自分をどう思うかだけを考えて、自分の道を自分なりに精進するべきなんである。

だいたい、アーレフとかに行くとかいう人は素直でプライドが高い頭のそこそこいい人なんだと思う。本当に可哀相やなぁと思う。


アーレフのホームページ見て。ホンマに日本はこれじゃいかんと思った。

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