遅い発達は長く発達するらしい
オリバーサックスの本
これは本当におもしろい本だった。
頭が悪いので、頭がよくなる方法はないかと日夜考えているのですが、見たものを瞬間的に覚えてしまうサヴァン症候群という自閉症をテレビで見て超驚き、この本を読んでしまった。
スティーブンもこの前見てきた山下清もそうだけど、その精密な絵を見て感じることは、人間の脳ってすごい!底しれないということである。
山下清展を友達といっしょに見て、同じ感想を持ったのだけど、山下清は放浪している時の作品が一番のびのびしているんだけど、評価が高まって海外とかに連れて行かれて書いている作品は確かに職人のように上手いのだけど、でも何か寂しい感じがするねということだった。
その点、スティーブンはとてもハッピーな環境にいるのじゃないかと思う。お金あったら欲しいなぁと思うけど。 脳は無限なんだ!というのを見て励みにしたいと。
でも、オリバーサックスがスティーブンを観察した記録を読むと、本当に分析的に見ていておもしろかった。 で、スティーブンの能力はこれ以上にはならないのだというようなことが最後に書いてあった。 むしろ音楽の方に才能があるらしい。
この本には7つの脳に障害を持つ人のお話が入っている。で、障害をまく克服して、またそれを個性にし、なおかつ能力にして生きている話で、私のようなアホはとても勇気づけられた。
脳ってすごいなぁ。私にも脳があるから、本当にがんばろう。できることしかできんけど。
なんか。発達が遅く始まると長く発達すると書いてあったので、きっと私もそうなんだ!と
思った。
素直。
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