2010年6月11日金曜日

原油流出事故の信用できる寄付先


最近、この本を読んで

つくづく国連なんてものは単なる飾りなんだなと思った。世界国民は騙されている。
子供の頃、第一次世界大戦、第二次世界大戦の教訓を経て国連ができたみたいなことで、国連中心社会によって世の中は平和になるのだと素直に思ったのですが、まったく違うことを知ってはいたけど思い知らされました。

で、今回の原油流出事故について、宮崎の口蹄疫なんかよりよほど大きな問題であると私は心配している。
ウィルスには勝てない。それは自然の摂理で、感染した牛を食べても問題はない。むしろ食べて免疫作って、そういうウィルスに負けない牛育成の自然な環境を考えるべきであると私は思ってる(素人発想かもしれませんが)

しかし、原油がすでに1月半も、これからおそらく3カ月くらいは、地底に眠っていたところからどくどくと出ている(ライブ映像)というのは、自然に明らかに反している。(12日あたりから、ライブ映像だと蓋をしたからか若干落ち着いたみたいで少し嬉しいが、事態の深刻さは変わってない)人間が自然を破壊しているのだ。これは、大変な仕返しを自然からもらうことは間違いない。グーグルの地図を利用した汚染地図を日本に置き換えてみたら、すでに大変な規模であることが痛感できる。 日本のど真ん中が真っ黒になってしまう。四国はすっぽり入る大きさになっている。
どんなに吸い出しても何億年もかかって蓄積された地底のものをすべてすくい取ることはできないだろう。

そこにいる鳥は洗剤で洗ってあげることもできるが、魚やそれらが食べるプランクトンは壊滅的である。
プランクトンが減ると魚が減る鳥が減る。食物連鎖に影響が出るということは、命すべてに影響が出るということだ。それが簡単に回復するとは思えない。しかもこの被害はすぐには来ない。じわじわと食糧難となって全世界を苦しめることになる。
今やれることは、少しでもこの被害を最小限に食い止めることだろう。これは人類史上、規模といい内容といい最大の自然破壊だ。原爆だって広島や長崎だけだった。 今度は名古屋から新潟くらいまでをすっぽり覆う大きさで、しかもジワジワと後からくる破壊である。

これは政府主導で解決策を講じていく必要がある。アメリカというより国連主導で全世界的に活動し、あらゆることをしないといかん。

でも、考えてみたが、こういった海の被害ということに対して文句を言うのは魚とかプラクトンなので、人間の動きは非常に緩慢。 オバマが責任を徹底的に追及するとか言うとるが、それはすべて終わったあとでもいいと思う。

世界のしくみというものが、非常に成熟していないことを痛感する。ブタインフルのときなんか世界中で大騒ぎしたのに。 これは最終的にはインフルエンザより怖いことになる可能性はとても高いのに。

イニシアティブとって動くのがbpではダメだ。 
世界中がよってたかって原油を吸い出し、分離し、いったいどこに埋めるのかを考えて対応するべきである。
誰か偉い人言うてください。誰に言うたらいいんかわからん。

とりあえず髪の散毛集めて回収装置とか作ったら? 昔、戦争時代に髪の毛で縄作ったりしたけど、それこそそういうボランティアとか本気で呼びかけたら集まると思うけどな。ここに送ったらいいらしい。
ペイパルで3ドルから寄付できます。こういうところに寄付しましょう。これを世界的にやって自衛隊が運んで一生懸命に集めて、山深くに埋めたらまた石油になります!
http://www.youtube.com/watch?v=Pr4u2aT1BWU
とか見てください。結構すごいから。

おそらく、かなり時間がたってから世界的規模で環境を守る機能を持った組織も国連とかに必要だということになると思う。
しかし、それを人類が学習するにはあまりに大きな代償を払うことになるだろう。
また、結局貧しい人間が苦しめられることになる。魚の値段が急騰するから早く買えという話。
今のうちに買って冷凍しておかないと!というようなものでしょう。日本に無関係だと思ったらいかんよ。
とりあえず回転寿司とか食べておこうと思った。
11日の最新のニュースによると、BPの発表より倍の流出が見込まれるらしい。やはりBPの発表なんて信用したらいかんのだろうなと。

BPによる汚染規模を日本にあてはめると




facebookのディスカッションによれば、現在倉庫がパンパンで困っているので髪の毛は送らないでほしいということでした。髪の毛より寄付したほうがいいと思います。でも、普通に髪の毛集めて日本の海で便利に使えるのではないかと…。日本でも会社作ったらいいじゃないかと思いましたね。

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