2008年4月18日金曜日

みんな自分に自信なんてないのさ

最近自分でもなかなか名調子な説教だなと思ったのが、

 「女というのは、誰かの世話おやかずにはいられない動物なんだけど、誰かにもたれて泣いてみたいというはあるで。嫁も絶対に甘えてみたいはずやで」

 と、某男に説教たれてしまいました。うちの嫁はとてもしっかりしているという話の中で。

 でも、後から考えてみたんだけど、

 誰かにもたれて泣いてみたいという欲求というのは、男も女も子どもも大人もある欲求なんじゃないかなと。

 で、実際、それができるかというたら、それは赤ちゃんの時くらいなのである。

 夫婦であっても、実際、もたれかかって泣かれても、いつまでもは優しくはしてもらえん。
 結局自分でがんばるしかなくて。

 人生の実像は実は孤独なんだろうなとつくづく思う。

 それはボヤキでも何でもなくて、実際問題としてクールに思うのだ。

神様の国に帰るまで、その寂しさからは抜け出せない。ないものねだりは諦めなければいかん。むしろ、あることに感謝して神様の宿題を寂しさと闘いながら生きることである。


 セックス依存とか、薬物依存とか、側で見ていて、その寂しさに耐えられないのだろうなと感じることがある。そしてさらに最近は、究極に自分に自信がないんかもしれんなと。思うようになった。

 ワンワン自己主張する奴ほど、実は自分に自信がない。 そんなもんだなと思うようになった。でも、それは理想が高いからそんなことを思うんだ。 

 ほんまに理想なんてくだらん。あるのは現実だけだ。

 そして、
 いつも思うけど、自分らしさとか、アイデンティティとかふりかざす奴ほどつまらん。

 そして人間実際、誰もそうたいしたことはない。

 こつこつ動く、ぼつぼつやる。それしかないだと思い、今日も勉強している。

正しい生き方なんてないのさ。

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