2008年4月14日月曜日

暗闇に負けるな

阿波根昌鴻さんが、本に書いていたが、平和が来るように祈ろうと願えばかなうと宗教の人がいろいろ言ってきたらうそだと。


私もそう思う。

明るくしてたらいいことがある。とか、
いいことしてたら いいことがある。 とか、

確かにそういうことはあるかもしれないけど。
だからって暗闇を見ないようにしましょうというのはどういうことかなと。
暗いニュースをあまり見ないようにしましょうとか、間違っていると思うんだ。


某キリスト教系の人が扉を叩いていろいろ私に言うてくるんだけど、そんな活動をするくらいなら、高槻にもいるホームレスの人とかにお金をあげたり、お風呂を貸してあげたり
駅前を掃除したりする活動をしたらいいんだといつも思う。

困っている人を助けるのが真の宗教じゃないのか。

宗教というのはレジスタンスだと思う。
キリストなんてまさにレジスタンスで時の権力者に楯突いて貧しい人を助けてまわったのだ。

宗教は社会的弱者を救い、社会の知性を上げるためのものだ。
おとなしい羊の群を作るための権力の手先であってはいけない。

右翼系の新興宗教とか見てたら私しゃ日本の未来が心配になるのである。
万人に受け入れやすくするためにだろうが、あまりにも教えが単純ではないか。


世の中もっと複雑で、これからの時代は混迷をきわめているのだ。目を光らせてなくてどうすると思うんだ。


今日のサンデープロジェクトの特集はえん罪シリーズでとてもよかった。高知白バイ・スクールバス衝突事件なんて本当にひどい話だ。警察権力と司法の結託じゃないか。これは国民の声をあげていかなければ絶対にいかん。

平和なバスの運転士で車道で止まっていて、白バイがつっこんできたのをどうしてよけることができるのだ。 運転士に何の落ち度もないのに実刑判決には納得いかない。

彼が多少悪いことしてきたかもしれないけど、バチが当たったとか言うのなら、それは大きな間違いだ。

日野町事件もあまりにも気の毒である。

交通事故ならまだいいが、こっちは殺人事件で、まったくのえん罪なのに無期懲役である。
間違っている。

テレビ見ていてびっくりしすぎて動けなくなった。


宗教しておがんでたらいいことがあるなんて。絶対にそんなことないわ。


いつも社会は権力を見つめていかねば。

ほんま、今怖い世の中になっていると思う。

0 コメント: