2008年3月12日水曜日

靖国神社に行ってきた



日曜日から火曜日まで東京に行ってきた。
今回初めての飯田橋…。これが渋滞情報にしばしば出てくるところなのね。

で、すぐ近くに靖国神社もあると知り、歴史大好きのパチンコの先生と行ってみることに。
左翼を自称する私としては、右翼の聖地には一度くらいは挨拶に行かなければと思っていたから。



曇り空であいにくの天気でしたが、すごい大きな神社で感動した。外国のすごい教会を見ても感動するけど、こういう神社のある国に生まれたことがやはり誇らしいという気持ちにはなる。それは素直な感情として。

でも、境内の前の掲示板に飾られている兵士の遺書とかを見て私なんかはすぐ泣いてしまうんだけど、それは何の涙かといえば、なんでこの人が戦争で死ななければいけなかったのだろとういう悔しい涙なのである。

で、遊就館へ行ってきた。戦争の博物館。見た映画「私たちは忘れない」というのは、日本は自衛のためにしかたなく戦争になったのだ。というお話。

そりゃ、アメリカは悪いやつやと私も思う。イラクだって戦争しかけたけどアメリカが悪いんだし。だいたい、原爆を2回も落とす国なんてホンマに信じられんと思うわ。
イスラエルとパレスチナの戦争も、私なんかから見たら「無益」に感じるけど、やってる当事者はそうじゃない。でもバックにアメリカがいるわけだ。 それをホンマに我々左翼は見抜いていかんといかんなと。
ラファトディとか見てて本当に戦争になんの意味もないなと思う。 

それに、遊就館が主張するアジアの国民も喜んで日本の戦争に参加したかどうかは微妙だと思うけどね。
フィリピンの戦争資料館も行ったことないんだけど、日本人が見たら引くようなことが展示してあるらしく、連れて行ってくれない。 カスパルの近藤さんと必ず行きたいというてるんだけど。

カスパルの現地のメンバーのお父さんという人は日本人に殺されたそうで、そのようなお話はめったにしないんだけど。カスパルの近藤さんなんかは、フィリピンに小学校とか建てるのは日本の罪滅ぼしでもあると感じているそうです。


というか、国家とか私はホンマに信頼したらいかんと思う。
右翼と左翼の決定的な違いは国家を威信と見て信頼しているか、国家を権力と見て監視しないといけないと思うかの違いだと思う。

遊就館の女を知らずに行ってしまった特攻隊の息子を哀れに思って母親が奉納した花嫁人形とか見てたらもう、最後の方は涙があふれてあふれて、気がおかしくなりそうで、最後の方は見れずに出てしまった。 で、ほんとに、どんなに立派だとこんなところで誉めたたえられても絶対に、こんな人形なんかより、この若者は生きていたかったに違いないと思って私は悔しくて泣いてしまう。


戦争なんて戦争屋が儲けるためにしてるだけ。
人間レベルで考えたら誰もそんなこと望んでない。
我々左翼は団結して、こんな戦争が二度と起こらないように頑張らないといけないと。

靖国神社のあり方についてはいろいろ賛否両論があるみたいだけど私はこれは歴史的建造物だと思うよ。

遊就館の主張はちょっと賛同しかねるが、展示品は貴重な資料だと思う。 そういう愚かな戦争があったことは100年たっても200年たっても忘れたらいかんと思う。 遊就館も結局はそれが言いたいじゃないだろうかと。左翼も右翼もつきつめたら「平和で豊かな日本」を目指していると思います。

皆様、いろんな情報をいろんな角度で見られる頭を持ちましょう!

でも、私は辛いからもう二度と行かないな。

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