2010年5月23日日曜日

男には深い考えはない 不同意堕胎罪に思う

友達とその彼氏の関係は不倫だったから。

「昔、奥さんとは別れる言ったことがあったけど、今はどうなのか?」

「どうも、ずるずる付き合っているけど、このままで大丈夫なのか?」

私にサラッと聞いて欲しいと友達に頼まれたことが若いころ何回かあった。

そんなこと頼まないといけない段階で、普通に考えてうまくいってない。
わかっているけど、私も思わず聞いてあげてしまう。

友達がいない所で、男だけに聞いたこともある。

「彼女と結婚するわけにはいかないのか?」と、
それはどうしてもできないと言われてしまった時。本人ほどではないが、同じ女として切ない。

奥さんとは確かにうまくはいってないが、夫婦というより友達のような感じで、同士であり娘もいるから別れることはできない。彼女のことは好きだ。
そういうことを男というのは言えるんだなと。 

子どもができてしまって、何度もおろしたりした人も知ってるし、幸せな場合は子どもを自分で産んで愛人として(母子家庭で)生き、それなりに割りきっている人も知っている。

幸せなんて本人の心が決めることで、私には関係ないが、本日、私がこのブログの読者の妹どもに伝えたいのは男には常に深い考えはないから注意しなさいということである。

キレイな花だな触ってみたいな。 というだけの気持ちで、その後、その花のお世話をどこまでどのようにするのかは、常に考えられず行き当たりばったりでただ近づいてくるところがある。

例えば、不倫で何年も付き合って、女が40歳近くになって別れたりすると結構こたえると私は思う。(本人は、それは私には必要な期間だったんだと言う人もいるし、あくまで私の感覚だけれども)
あなたの親の立場になって考えてごらんと。そんな男は本当にショーモないじゃないだろうか?と私は友達に言い、ケンカになりそうになったこともある。 

確かに人生において何が幸せかなんてわからない。
男と女は対等な存在である。「女のいい時期を無責任にもて遊んで結局、奥さんところに帰るのか!」と私だったら泣きわめいたりするけどなと。

私のような即物的な女が、そういうことを言うので、男と女に損した得したなんてないんだと、カッコいい女は言うのかもしれない。


でもねぇ。最近逮捕された堕胎罪の事件は、私にしてみたら何時になく胸がスカッとするいい事件でしたね。 普通だったら泣き寝入りですよ。


男前で金持ちのボンでチヤホヤされて育って、しっかりしてないから、こういうことになるのだ。
医者なんだから子どもができたら絶対に困るんだったら、前もって準備もできるだろう。
それを結婚をほのめかし近寄り、あげくに騙して薬を使うなんて、なんという非人間的な奴だろう。
そんな奴には天罰を下すべきで、よくぞ被害者の女性は泣き寝入りせず警察に訴えたことだ。証拠を十分に揃えて、しっかりと伝えた勝利だなと思うな。

取り上げた警察もなかなか偉い!。私の知識によると、こういう男と女関係のことで警察は結構めんどくさがったりする。(だからストーカー事件が発展して殺されたりする)。

友人も別れた男に脅迫されていると警察に訴えたことがあったのだが、なんと逆に男は可哀想なんだからと訴えを取下げるように説得されたことがあると聞いた。

私がテレビに向かって「この看護婦は偉い!」と興奮していたら、夫は「そうかなぁ。女も奥さんいることくらいわかってたんちゃうか?この男の奥さんが可哀想や~」と、若干同情ぎみであった。何を言う。

犯人の奥さんも、こんな男と結婚していたことがわかってよかったんである。

でも、まぁこの事件について、男の感覚と女の感覚は少し違うかなと思う。 確かに、犯人の小林君は医者としても人間としても人生を破滅させてしまったことは間違いないだろう。そこまでの悪いことをしたのか?男と女は同罪ではないのか?という感覚の人もいるだろう。 が、私しゃ、世の中にわりとあるそういった感覚が大嫌いなんだ。 女の純情を踏みにじった罪というのは本当に重いと思うんだよな。


そして、妹たちに伝えたい。
確かに、いい男かどうかなんて付き合ってみないと分からない。だからこそ、男前だから、金があるから、地位があるからと、ぼーっとせずに冷静に判断できる強い女性でいるよう注意して欲しいのである。

1 コメント:

匿名 さんのコメント...

冷静に判断できる、強い意志を持ちたいけど、好きになってしまうと難しい。