2008年8月9日土曜日

確かにオリンピックはすごかったわ



NHKが会社には映らないので(ビデオ編集用のボロテレビしかない)土曜日になってNHKの再放送を見た。
前日からスカイプつながりの中国人のエリート君は「絶対に見てね!すごいから!」みたいな中国共産党党員の見本のような意気込みで話しかけてくれていたし。
一応見なければと…。 チベットが参加していないオリンピックは私は認めたくないんだけどさ。

前世中国人だったので(これも間違いないと確信していることのひとつなのですが)、どばーっと中国選手団が入ってきたときは、なぜか涙が出てしまった。

演出も映画チックですごかったし。中国共産党の威信にかけてムッチャすごいのをするんや=!というのが痛いほどに伝わったわ。

確かにすごいとは認めるけどなんか無理しているじゃないかと思ってしまうのは私だけだろうか。とにかくすごいお金がかかってみたいです。

中国のよさというのは、こういう映画『胡同(フートン)の理髪師』とかにあると思うのですが。 北京五輪で、この胡同がなくなってしまったりとか、国民にも無理を強いているような気がする。


中国の悲劇というのは、これだけの潜在能力を持ち、すごい人口を持ち、すばらしい国土を持つ国なのに、政治が悪いので、常に国民が踊らされて生活が狂わされていることだと思う。

一部のエリートの思いで、これだけの規模で国が動いてしまうことの怖さをチベット問題にしても思う。この聖火がどんなに辛い道を通ってきたかは忘れたらいかんと思う。


ダライラマもオリンピックの成功を祈る声明を出しておられる。 
何ごともなくとりあえず平和の祭典をしてほしい。

もう許せないけどね。 こんなにたくさんの人を苦しめて何が平和の祭典だ!って気はする。
ヒトラーがやったことと変わらないじゃないかなとか。悪いけど思う。

私は前世中国人なのだけど、どうしても中国に行きたいって思えないのは、この中国という国の怖いところを前世も体験して、本当に中国っていやって思った体験があるのじゃないかなと思ってしまうのよ。

前世は黒人の奴隷だったと、昔書いたことありましたが、たぶん、その前の前世は中国で政治にかかわっていたのじゃないかなと。

私、中国語は最初に聞いたときに、これは私に向いていると思ったし、中国人が発音が非常にうまい!とほめてくれる。普通に歩いていても中国人に中国語で話しかけられる。
私は中国人ですと言うとみんな信じる。 もう、これは間違いないと思っている。中国を私は愛しているし、偉大な国だと尊敬している。

だから、もちょっと考えて欲しい。

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