差別
それを気にして生きてもしかたないじゃないかなと私は思ってる。
あいつよりは俺はマシだとか、○○のくせにという感情は持ってしまうものだからしかたない。
私は夫が海外に行って2年いなかったのであるが、その間に平日だけジーナちゃんというフィリピン人がうちに住んだ。ジーナは非常に真面目な子だったし(私がしばらく付き合って)、部屋とかもキレイにしていたし(荷物がやたら多かったが。だいたいフィリピン人はこんなものどうするんだというような物までためこむ。私もそうだけど、フィリピン人はさらにその傾向が強い)ま、いいかなと。
でも親とかそれを聞いて結構びっくりした。反対はしなかったけど、大丈夫か?みたいな感じだった。
私はフィリピン人の家にホームステイをした経験もあるし、全然違和感ないのだが。
夫のお母さんは本当に心配した。
毎月部屋代も入れてくれて、お風呂とか完璧に掃除してくれて私は助かっていたけど。
世の中のフィリピン人のイメージの悪さに私は驚いてしまった。全然知らなかった。
世の中に差別というマインドは確かにあるし、逆に権力に擦り寄りたいという感覚も確かにある。昔、とある新聞記者にこれこれこんな活動があって、これ紹介してやってください。みたいなことを言うたことがあって、それが見事に記事になったときにお礼を要求されたことがあった。それも驚いた。実際、世の中にはパブリシティを有料で販売している記事もあるが、私が彼に言うたのは新聞の記事としてこれはおもしろいと思うよというようなもので、逆に私がお礼もらいたいくらいだ。
こいつはバカだなと思った。新聞記者が全部が全部そうではないが、昔はそういう人も多かったのではないか。今は結構厳しくなっていてそんなことはないけど。
そういえばニュースとかたまに提供したりしますが、お礼とかもらえたことないです。会社のカレンダーとかでもくれないから。
ま、このように人間は清廉潔白でいるのは難しいアホな存在で、権力にすりより、何の根拠もなく自分より劣った存在を決めつけて、それをさげすみ憐れんだりして、言いたいこと言う存在なのである。
そして、文化的な感覚の違いの問題もある。
中国人の留学生が下宿が決まった時に、その下宿のおばさんからハンカチをもらったんだけど、私はバカにされているのだろうかと相談されたことがある。ハンカチみたいなチャチなものをくれるなんて…ということである。で、日本には可愛いと思う人にちょっと高めのハンカチをあげる習慣があるんだと教えてあげた。だからデパートのハンカチ売り場は充実しているだろう。それは親愛の証であると教えてあげたのでとても彼女は喜んだ。 ウソは教えてない。本当である。
中国は物をあげるというのは、とにかくキンキラキンに飾った大きなものでないといけないと彼女は教えてくれた。値段は関係ないのだという。大きさが大切なんだそうだ。
それも20年も前の話なので、今は変わっていると思うが。
ちなみにフィリピン人に、九谷焼の茶碗なんてあげてもまったく喜ばない。カップヌードルをワンカートンとか、お米とかの方が死ぬほど喜びます。この前、フィリピンに帰る子の部屋の掃除に行き、いらないものを持って帰るイベントに参加したのですが、可愛いコーヒーカップのセットがそのまま箱に入ってあって誰ももらいたがらなかった。 私がもらった。 スナックでフィリピン人を口説くのに高いペアカップのプレゼントなんてしないほうがいいですよ。タンスの肥やしになるだけです。宝石だったら喜びます。上品なのはNGで安くていいからキンキラしたデカイのが好きみたいです。
確かにアエラの記事を読むと、プラダの社長なんて人は気ままな差別意識の強い方かもしれない
じゃなかったら、プラダは私にも着れるゆったりしたスーツを作るはずである。
プラダを着た悪魔みたいなドラマはできないだろうと思う。
プラダが似合うステイタスも容姿も完璧な女性! を求めて女性は頑張るのだ!だからプラダなんだ!みたいな気はする。
私だったら、女性問題というよりも、雇用の問題として私のビジネスランチ経費は500円でチーフは1万円はおかしい。とか、私の出張経費を不払いを払えとかで訴訟するけどなと思った。
日本は女性が差別されている!というと、 どこがやねん!と言われる社会だと今は思うよ。
確かに女性の首相もいないし、女性の国会議員もまだまだ少ないけど。
サラ金業界の人と話をすると、女性はたいていちゃんと返すが、男性はばっくれるときがあると聞いたことがあり、女性の方が評判いいです。
日本のAVのえぐい内容と、どこのコンビニでも大人のコーナーがある状況の方が私は差別的だと思うけど、これは文化的感覚の違いもあるだろう。 タイや韓国の女性運動家ならコンビニに火をつけて回れと言うと思う。
差別の問題といのは、非常に根深いし価値観を変えてもらうという仕事になるので、解決には時間がかかる。これを強制的なもので抜本的に解決するとなるとまた逆差別につながっていく。(アパルトヘイトなんかは法律でやらんとどうにもならなかったけどね)で、実際の世の中は多少の差別はあっても実力の社会である。 今、バリバリのプログラマーはインド人やらフィリピン人やらが多いのだ。有名なfunloveウィルスを作ったのはフィリピン人のCDショップの店員で、世界中からスカウトが来たという。
ボヴリース里奈さんも頑張って自分のブランドを立ち上げるなり、オカマにやられまくってるテレビ業界にちゃんとしたコーディネーターができるスタイリストとかになって出て欲しい。
私しゃ、なんでオカマにファッションセンスがあるねんと思うけどな。 ドン小西?あれゲイなんじゃないの?へんやろあいつの服は! と、これも差別ですな。
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