2010年7月18日日曜日

昔、
「佐伯さんの結婚生活ってあまりメリットないんじゃないの?」と言われたことがある。

そんなことはないんですよ。休日の朝とか夫がハムエッグ作ってくれるんです。

でもまぁ。私は結婚ということにメリットとかもちろん考えてしまうけれども、どっちかいうたら生活力さえあったら独身の方が気楽だし、女なんて特にいいじゃないかなと思う。

やはり結婚すると女というのは男の世話をしてしまうところはある。

うちのお母さんなどはお父さんの脱いだ靴下を拾って拾って50年近い。

私の夫の場合、人間のものとは思えない異常なにおいの靴下なので、夫専用のカゴがあり、夫のものは夫自らが帰ってきたらお風呂に入りながら、すぐに洗濯するようになった。

夫も独身時代は脱いだ靴下が床に散乱している人だったので、そういう意味じゃ彼も窮屈な生活しているのかもしれない。

今日は天気がよかったからシーツを全部洗い、布団を陰干しして、ダニアーススプレーをかけて部屋の掃除機を隅々まであてた。意外と思われるかもしれないが私は鼻炎が強烈なのでホコリには敏感なのである。

だが、シーツは自分で敷いていただく。夫は今日帰ってきたら、自分でやれよ状態のベットを見て「なんでや!俺の部屋に入るな!めんどくさい」と言ったが(全英オープンをすぐに見たかったのに仕事があったことがイヤだったらしい)、しぶしぶベットメイキングをしていた。

どうも男には(というか私の夫の場合)布団がサラサラで気分がいいとか、そういう感じはあまりわからないらしい。

とりあえず家に帰りつき、クーラーの部屋でビールを飲んでテレビを見たいだけだ。私の場合は部屋はキレイになっている。というオプションが不可欠なのであるが、夫には関係ない。
お前の趣味でファブリーズ代がかかるのだから、それは俺の経費ではないというようなものである。


ま、このように他人と暮らすということはすべてにおいて互いに不便はつきまとう。

そういう細かいことを耐えられるかどうかが愛なんじゃないかなと最近は思う。
結婚にメリットなんて求めたら基本的には裏切られると思うな。

メリットなんてあまりないけど、いっしょにいても耐えられる。だからいっしょにいる。
動物的本能でいっしょにいたほうがい落ち着く程度のものじゃないだろうかと最近は思うようになった。

で、人生において何が一番大切なのかと考えたりするのですが、結局自分じゃないかなと。

自分の能力や自分の楽しみをどこまで伸ばしていけるかということを見つめることが人生の目的なんじゃないだろうかと。これを他の人のためとか、愛のためとかわけわからんことを考えるとおかしくなる。

要するに自分のしたいことをするのが人生で、それを犠牲にしたらしんどい。
で、しんどくない程度の人と結婚する。

それでいいじゃないだろうかと。


まぁ。私はとりあえず自分の仕事をとことんしたかったので、それをさせてもらえているということで幸せなんじゃないだろうかと考えているこの頃です。


今度生まれてくるときは、超好きな男を見つけて、尽くして尽くして尽くしまくるような感じとかどんなんかなと想像したりはするけどね。

そんな想像よりも、現世で自分のためにも夫のためにも下腹ひっこめないとといかん。最近ズボンがしんどい。 今日からバランスボールを買いまして、それに座って仕事してます。なかなか運動になっていいです。

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