2007年6月27日水曜日

女房を働かせてないのが自慢



私しゃ、男がバカだと思う言葉でこれが最たるものである。
女も「お仕事はしません」とか”わざわざ言う奴”もキライである。

それは労働というものをバカにしとると思う。
でも、タマにいる。

実は、家事労働だけしている人とか多いと思うねん。
わざわざ偉そうに言うようなことじゃない。

その言葉の裏には『俺が食べさせてやってるねん』というのがある。

ちゃうやろ。と思う。 

「奥さんが家にいてくれたから俺は仕事だけに集中できて120%に働けてる」

というのが正しい表現じゃないだろうか。自慢げに「俺は女房を働かせたことない」というのは私しゃスカン。同様に「私は仕事できないの。主婦でいたいの」とかいう奴もスカン。 

「私は楽して亭主に食べさせてもらいたいねん」と言うているのと同じだと思う。
それはつくづく間違っていると思うんだよ。

緊縮財政、増税増税の世の中でよほどのセレブでない限り働くというのは当たり前のことである。
というか、私なんか仕事なかったらイヤだ。 何かしたい。 掃除でも何でも。私主婦だったらピカピカにしたい。 模様替えとかバンバンしてる。


要するに働くというのに喜びを感じない、ダラダラするのが好きとかいう奴が私はキライやねん。
働いてない奴に限って、家も汚い。 病気ばっかりしている。
精神がおかしくなって体が動かなくて…家にこもっているとか、たまにいろいろいる。
そういう奴はプライドは高いくせに自分に自信がないねん。


最近、私の回りなんか離婚とか別居とか多くて、その原因をいろいろ聞いてしまったりするのであるが、
互いの労働に対する尊敬がないというのが一つの要素としてあるように思う。
夫も妻も互いの労働に感謝し合うべきなんだけど、どうも互いの甘えが、あげくに互いの見下しになって、それが段々と悪化した結果のような気がする。

「女房食わせてやってる」とたいしたことなのに偉そうにいう男と、「楽させてもらってる」とかいう自分に自信がない欲求不満の主婦の組み合わせだったらいいんだけど、そうでない場合が多い。

まぁ。夫婦は感謝ということですな。

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