知らんやん
大阪弁の 「知らんやん」 というのは便利である。
知ったことか? とは違う。 これは私には関係ないのだ。 とも違う。
どうしようもない。 私だって辛い。 そういう切ない気持ちが入ってる感情である。
私にグチを言う人は多いのだけど、私のグチを聞いてくれる人は少ない。 ホンマに。
で、よく言われるのは
あんまりヘンな人にかかわらないほうがいいよ。 失笑されながら。
そんなことはわかっとる。 その度に「知らんやん」 って思う。
私は一人が好きやし、かかわるのが本当にイヤやねん。
私にスキがあるから、そういう人が寄ってくるのだ。 とか。
実はそういう人にかかわるのがすきなんだ。 とか。
ああ、もうグチるんじゃなかった。 と思うことが多いので、グチは日記に書くことにしてます。はい。
慈善活動していることを正直なところ、褒めてもらったことってあまりない。
で、カスパルの近藤さんも同意見である。
実は、日本において、人に親切にするというのは美徳じゃなくなってるらしい。
で、まぁ。 いいや。私は雨にも負けず人からデクノボーと呼ばれて生きていこうと。
この前、京都からのJRの新快速で、お婆ちゃんと息子さんが乗ってきた。 お婆ちゃんは足腰が弱っていて立っているのが辛そうだった。
私も立っていて、思わずどこか席がないか見回した。で、聞こえるように
「いや、補助席使われヘンの?信じられヘンわ。いやおばあさん可哀相やわ。誰か変ってくれへんかなぁ。辛いなぁ」と言うたら、ちょっと離れた席の若い女の子が変ってくれた。 これで誰も立たなかったら暴れるところだったのでよかった。 すぐ近くにギャルみたいな子が座っているのに!
思わず「やっぱり可愛い子は違うな!」 と息子さんと言い合う。
大学生の難しそうな本を読んでる賢そうな子やった。
いや。ホンマ。
そういう「知らんやん」 というのは大阪のホンマの「知らんやん」ちゃうで。
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