車を洗いました
3連休らしいことをしようと、女一人暮らし今朝はレンジの周囲を掃除し、車も洗った。
手に切り傷だけですんだ。
私の車は父ちゃんの愛でもらったプリメーラである。
今年の夏休みもよりボロボロになった車を見て父はため息をついた。
「自分で買ったら、もっと大事に乗るぞ」と言われた。
いや。だから絶対に買えないのだ。父ちゃん。
私の車はいつもボロボロになる。運転度胸がよすぎるみたいだ。
亭主がお酒を飲んでいて私が運転する場合があるが、亭主曰く
「酒を飲んでいる俺と、シラフのオマエとどっちが安全かというと俺が安全だと思うから不思議だ」と言われた。
そうかな?と。
そんなことはない!と言い切れない自分が辛い。
車はボロボロであるが、私が車にかけたお金はたぶん新車を買えるだけのものはあると思う。
私が免許を取るだけで100万かかったんだと言うと、皆そんな話は信じられないというのであるが、私がその話をすると腹をかかえて笑いころげ、それはそうだろうという結論になる。
そんな私なので、父ちゃん、車がボロボロくらいいいじゃないですか。
生きてるだけで! そのことを私なんかはありがたいと思っているのだ。
今日の洗車場はくもりのええ感じの天気で、風があてって気持ちがいい。
車をとても大切にしている皆様が集まっている。男ばっかりである。
ライトの部分を分解するようなことをしている人もいる。
はっきり、私の「すげぇな」という車には冷たい視線が集まるような気がする。
しかし、無表情で私は負けずに一月ほど前にワックスとコンパウンドを間違えてモンモンになってしまった車を再度磨いてみた。はげて白くなっているところを一人黙々と塗りなおしてみた。
意外に上手にできたような気がした。
「なおったな」と思わずつぶやいてしまった。 で、自分で笑ってしまった。
これだけボロボロだとなおるはずはない。なおったような気がしただけだ。
父ちゃん、私なりに大事にしてるからね。
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