2009年3月15日日曜日

大好きに生きろ!  とはいえ。




元ヤンキーのNo1予備校教師の本。

最近、勧められてこの本を読み深く感銘を受けて、人生に迷っているという方にすぐ差し上げました。
この本を私にくれた方は、プチうつ病の時に、これをボロボロになるまで読み、立ち直ったのだそうです。
ボロボロになるまで読んで新しいのを買ってまた読んでいたのを私にくれたのです。

そういうありがたい本は、すぐに役立つ人に渡したくて差し上げました。


とても、よかったです。でも、私は一応大好きに生きているからさぁ。


女は基本は大好きに生きていると思う人が多いよ。 問題は男だろう。

男は基本は甘えて育っているのが多いんで、なんだかんだと世間のしがらみや建前があってやね。大好きに生ききれず、楽に生きること選んでしまって、怖くて大好きができないじゃないだろうかと思うことが多いな。


つくづく思うのであるが、
みんながみんなご立派には生きていないのが世の中である。

貧乏に生まれて新聞配達しながら頑張って何か勉強したりとか、資格とってこのままじゃダメだ!と前向いて行けるかどうかは、大好きを本当にしたいかどうかだと思うんだけどね。


とは言うものの、大好きが何かわからん人なんてこの世の中にゴマンといると思うわ。

遊びでやるのは好きだけど、真剣に寝食忘れてやれるほどには好きじゃないとかね。

苦労や努力はイヤだとかね。 そういうのは大好きとはいえないです。

普通、新聞配達したら、しんどいわりには給与にならないから、拡張員をする。 ちょっと悪いのならどうせ重いの持つならパチンコ屋の定員がいいとか、ホテトルの運転手が楽でいいとか、お金につられて仕事を転々と変わり、そのくせ大切なお金をパッパラパーに使い、あげくに女をだましたりする男になり下がる。
それは少なくない。


で、そのように落ちていく人というのは「俺はこうなりたい!」と思えてないからかなと。


仕事なんて生きるためにするのであるから、好きも嫌いも関係ないし、こだわりないという人もいる。
もちろんそれでもいいんだけど、

何かを考えて工夫して誰かの役に立つことが仕事することでしょうと。

何でもいいから仕事を好きになるということは、人間社会の一員として参加意識があるかどうかだと思うんだよね。


なんか、精神病の人とか、健全じゃない精神構造の人にこの「大好きに生きろ!」とか言うても、たぶんピンとこないじゃないかなと思うのよね。 私の周囲はこの本を読んで元気になれる人は実は少ないと思った。

で、私はそういう人に何が足りないのだろうかと考えたのですよ。

とにかく、自立心を持ちなさい。ってことだと思うのよ。社会の荷物にならないようにしよう。

(今はまだムリだけどいつかは)何でもいいから社会に役立つ人間になりたい。

そういう意識が持てる人は健全だし、それだけでかなり違うと思うんだ。

その次の段階が大好きに生きろじゃないかなと。実は自分に自信がないのにプライドばかりが高くて病気になったりしているのではないかなと。

もっと素直に「仕事がしたいな」と。思えたらいいと思うのよね。そこに自分らしく生きるとか何とか理由なんか実はあんまりいらないと思うのよ。仕事するのは当たり前で、イヤなこととかでもめんどくさいことでもないのです。


人は社会的存在であるという意識を持つ人が増えたら世の中ましになるじゃないだろうかと。


だいたいヤンキーやれる人なんていうのは、いろいろ欲もあって健全だってことだわ。

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