2008年12月15日月曜日

子どもは社会の宝物なんだ

元小学校教諭が小学校の運動会を撮影するために小学校に侵入して実刑判決を受けた。


自分の立場をちょっと考えたらわかると思うが、小学校にカメラを持って行くということが我慢できなかったのは、それはもう病気なんだろうなと思う。

彼にはカウンセリングが必要だと思うし、彼がそうなってしまった理由に私はとても興味がある。まぁ。調べようもないけど。
どういう風に育ったら、そういう頭になるのだろうか。

もう。でも、赤ちゃんが殺されて捨てられていたとか、虐待とか、最近気分が悪くなるニュースが多すぎる。

世の中、本当におかしい。

私が、小学生をさらって集団でレイプするようなゲームは売ったらいかんというたら、それは表現の自由の侵害だとか、言論統制につながるとか、オタク特有の飛躍したご意見がたくさん来るけど、ホンマに判押したように同じようなことをみんなが言うてくるし、本当におもしろくない。

心が通うようなやりとりができる感じがあまりしないのである。

最近、思うことは、心のふれあいということがみんな苦手なんじゃないだろうかということだ。 ネットでバーチャル環境で家建てたりするようなものがはやってるらしいけど、私にはもうひとつおもしろさがわからない。

そりゃ、カフェで私とマスターが漫談状態で話してるのが一番おもろいと思う。
近所に誰が住んでいるかも知らないような都会の生活の中で、心と心が通うということが減っているような気がする。

自分の能力を自慢したり、景気のよさをさらしたりするのじゃなくて、
mixiみたいに、なんかわからん愛想のよさじゃなくって。

リアルで楽しい会話。 
高校生の娘に「そのスカートは短すぎ。悪いけどアンタの足は太いの。みっともない」となぶりながら注意する楽しさ。

そういう会話が街から減ってきたような気がする。 そういう「心が枯れてしまった社会」がいろんな問題を作ってしまうのじゃないだろうか。

雪遊びをして子どもがキャーキャーいうのを目を細めて眺められるような世の中じゃなくなってきている気がする。 子どもは本当に社会の潤いじゃないか。宝物なのだ。

近所の子どもに気軽に声かけられない社会になって、子どもをエロい目で見る人が増えて。

なんか、本当にさびしいなと思う。

0 コメント: