木村の神様
この間から不思議なお話をよく聞く。
知り合いの女性社長さんは、神様の門が開く夢を見て、その夜から悪阻(つわり)がまったくなくなったという。その神様の門から出た光のまぶしさや、雲がもくもくとした中に浮かぶ琉宮城の入り口のような門の美しさは今もはっきりと覚えているという。
そんな話を聞いてしまって、にわかに自分の中にも何かスピリチュアルな体験が起こって欲しいという願望から…。
アマゾンでもらったポイントが500円近くになったので、何か古本でもと思い、軽い気持ちで木村藤子さんの「気づきの幸せ」を買ってしまった。
木村の神様も普通に歩いていて、ものすごい光の玉を見て、その中にはっきりと神様の姿を見たそうである。
いやん。私も神様を見てみたい=。と思ってしまうのは人情でしょう。
本の内容ですが…「自分に問題があるから困難がある。そのカルマに向きあうことで気づきがある」というようなものでしょうか。
結構、強烈なお話もあるのですが、悪いけど私だったらもっと強烈なこと書けるけどなと思いつつ、つくづく人の悩みが見えてしまうなんて木村さんって大変そうだなと。
病気になったとか、仕事が見つからないとか、子供が死んだとか、そりゃ辛いでしょうが、それを神様にいちいち聞いていたら、神様はいくら体があっても足りないよ。
そんなことをわざわざ青森まで聞きに行ってどうしようというのだろうと私なんかは思うんです。
いつ私の苦しみが終わるのでしょうか?そのために私はどうしたらいいんでしょうか?なんて自分で考えろ!というのが神様が本で伝えたい「自分で気づけよ」ということなのでは。
まだ、気功で病気がなおっちゃうタカツカヒカルの5万円のセミナーの方がいいと思うけどな。
ちょっと高い気功教室のようなものではないかなと。
で、別に青森に行かなくても、世の中に神様とお話できる人というか、不思議な体験をしている人というのは少なくはないのです。
妙見山のお寺の奥さんも指に上という字が浮かんできて、これはなんだろうと思ったら妙見山に登る夢ばかり見るようになり、それで妙見山のお寺に行くことにして、住職と出会って結婚したのだという、にわかには信じられないお話を、普通の感じでしておられました。 徹夜して妙見山に登る会という社長さんの荒行の会に私はゲストとして朝車で迎えに行くという栄誉を頂いた際に、ついて朝ゴハンを頂きながらそういうお話を聞いたのです。ちなみに、日蓮宗では霊断という石を使った占いがあります。これをできる資格を持つのはすごい荒行が必要なんだそうです。その占いによると私の晩年は大金持ちだそうです。
昔、一番最初に勤めた会社の社長が信仰していたのが天道先生という霊能力者であった。生年月日と名前を書いた紙を見せたら、その先生は、その紙の上で手で三角をつくってその人がどんな人か、性格から顔形まで本当にピタリと当てるという能力を持っていた人で、その天道先生が私に「あなたはドジでたいへんだと思うけど、それがあなたのいいところなんだからね」と何度も言ってくれたことははっきりと覚えている。天道先生は今はどうしているんだろうかと時々思い出します。
私の友達も人の心が読めるとかいう人がいて私の子供ができるけど流産することなどを予言してくれた人もいますが、彼はタロット占いです。 でも、その占いをするととても消耗するからやらないことにしましたと言うとった。
もちろん、私に年賀状と暑中見舞いを必ず送ってくれる霊能者の宗優子さんもいます。
でも、確かにそういう人とお話するのは面白いけど、それで具体的に金儲けになるわけでもなく、やる気が出たりは多少するけど、そういうものに私なんかはまりすぎると怖いなと思うのである。いいことありますと言われても悪いことになりますと言われても、じゃ、どうしたらいいのよ。というところで結局同じように悩むわけだし。 決断するのは自分だわ。
まぁ。競馬とかパチンコにはまるのよりはマシかな。
結局、幸せは自分で行動起こすことしかないじゃないかなと。
金儲けは早く行動して請求書をどんどん出すしかありません。
ま、それでも悩むときはあるけどな。ど~しても落ち込むときとか。
日蓮宗の茨木の和尚が「なるようになると思ってやるしかないぞ」と言うとりました。
そのとおりでございます。神様なんてその程度じゃないでしょうか。 はぁ。でも、悩むときは悩むよな。
と、仏壇にお茶あげたりするのであった。
ちなみに、夫が今日はめずらしく電話をかけてきた。
「今日は朝から会社の段取りが悪くてスタートが遅れたり、歩いていてこけてズボンがやぶけたり、最後にベルトがキレたりしたので、何か悪いことが起こる気がするから車の運転など気をつけるように」と言われた。
夕方、車で運転してたのであるが、サイドミラーをかなり長い時間畳んだままで走っていたのであった。
ま、そんなことはショッチュウだけど。
昨日の夜も、お風呂にお湯じゃなくって水を間違えてはってしまったりしたけど。
神様が教えてくれなかったんだもん。
0 コメント:
コメントを投稿