2007年11月28日水曜日

日本の教育は何とかしないといかんわ

東淀川区のお友達によると、東淀川区の中学校はどこでも「授業の声が聞こえない」のだという。

「昔は性格的に問題のある子が登校拒否してたじゃない。それが今は性格のいい子が登校拒否になるのよ」 と解説してくれた。

 そんなことはにわかに信じられないが、友達は授業参観で授業の先生の声がまったく聞こえず、平気で生徒が立ったり座ったりして授業を抜けるのを見たそうです。

 だから授業以外にお塾に月四万とかかかっても行かせないとしょうがないのだという。

また東京のお友達は言う
 「中学の受験で子供の2人のために毎月40万前後の教育費がかかるのだ」

うそやん!と信じない私に「本当なのよ」と彼女は言いきった。 ちょっといい中学にやってやりたいと思うとそうなってしまうのだという。


 そんなことは間違っているやろう。

塾なんて私の時にもあったけど、あれは勉強のできない子が行くところで、私ら(ま、いいやん)勉強ができる人間は自分で図書館でもくもくと問題集を解いたりしてわからないところを職員室に聞きに行ったりしてしたものである。

 勉強は私はおもしろいと思うんだよ。単純にわからないことを教えてもらえるのが。

 私なんか初めて数学でxというのが出てきて、すごいショックだったのを今も覚えている。素直でオバカな私が「先生、このxというのは、このxもあのxも全部同じxと考えるのですか?」という不思議な質問をして、先生が

 「そうです。xはこれも、あれも、これも全部同じ!」と黒板にx書きまくってパフォーマンスしてくれて笑いとってはったのを覚えている。 今思ったら、あの数学の先生授業が上手だったわ。

 友達の話が本当なんだとしたら、ほら今の子どもは本当に可哀そうだと思う。

 サイパンとか行っても、やっぱり日本人は優秀だと世界の方から思っていただいているように思う。日本人は全体的にまじめで調和的でよく働き頭がいい。 だから人口がちょっとしかない小さい国なのに、現地のフィリピン人に尊敬してもらっているような気がした。
 サイパンは韓国人や中国人、アメリカ人などいろんな国の人が来ている。 いつも行くマッサージの中国人の女の子と中国語の勉強会をしながら「お姉さん中国語すごいね」「それはあなたの日本語がもっとすごいでしょう」とか言いながら延々しゃべりつづけるのであるが、
 私が中国語が少しできることで彼女らの本音がちょっと出るのだけど
 「日本人は気前がいい。優しい(ちょろい)」「中国人はがめつい(でも優秀)」
というようなことを言う。
 
ま日本人はおっとりしとるということやと。それは悪いことじゃないと思うけど、勉強もできんでアホやったらもうとるとこないやん。


サイパンとか近い海外でもちょっと出ていっても、本当に日本は平和だと心から感じることができる。 亀田問題がまるで国家の一大事のように報道され、水は飲める水が水道から出てくる。 物価も高いといいながら、安い定食もある。 しかも旨い。


汚職の問題とか、アメリカの景気が悪いとか、将来に不安な要素がいっぱいあるけど、子供の教育だけはひとつの希望やから。 これは何とかせないかんと思います。

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