2007年11月16日金曜日

中村哲さんを応援したい


私しゃこんな奴が一番嫌い。

なんやいうても中村哲さんは現地で実際に活動して困った人を助けているわけなんです。
井戸を掘るという実際的な方法で!
その事実をどういう風に思う?

お前は何様じゃ?と思った。

世の中の本当のことを伝えるというのは難しい。
世の中は複雑なんだ。

現地で丸腰の支援活動をしている人が、世の中のタリバンが悪い。タリバンはテロリズム。という単純な議論について疑問を呈したことに、ここまで下品な反論ができる人を見るとき、世の中の怖さを思う。

アメリカはスーパーヒーローじゃないし(どっちかいうたらお前がサタンじゃないのか?って感じ)アメリカが作り上げる世の中の構図はそんなに単純じゃない。
この本を一人でも多くの人に読んで、少しは疑問に思って欲しいと思う。


最近、郵政民営化が実現した。私も、世の中の流れとして郵便局の民営化は必要だったと思う。しかし、そのために、郵便局が銀行になり、自由化されて日本の貯蓄が外資に流れていくことを考えなければいけない。郵便局自由化はそんな単純な構図ではないのだ。

日本の借金はまだ日本の国内での借金で、日本の国が破産したとしても日本の国を信じていた日本の国民が裏切られて貯金が無くなった人が出るだけ(ってこともないと思うけど)。

しかし、アメリカの莫大な借金は、アメリカの貯金ではなく世界の貯金、日本の貯金なのである。アメリカが破産すると世界中が困るし、でも、ドルを刷り続けるアメリカの傍若無人振りは「どんだけ=」ってところまできてるので、じわじわーっといろんな所が「ユーロに切り替え」とか言い出しているらしい。 詳しくは北野先生の本などをどうぞ。

本なんか読まなくても、アメリカに日本の首相が行くたびに、何のお土産を持って行くかで困っている感じとかを見ていても、日本はアメリカの属国で、子分で、アメリカの財布のような存在なのだと思う。

じゃ、アメリカは?

こんな私が世界の動きを考えても何にもならないとは思ってもちょろっと本を読みましたが、
イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 これ読んで私は落ち込みましたわ。 アメリカはイスラエルのもんらしいわ。

全然読んでなくて、最初の方、ちょっと読んだだけなんだけど。
これについて詳しく書いてたら長くなるんだけど(実は私、大学のゼミで一応アメリカの外交政策を勉強したんです)アメリカは表も裏も全員がイスラエル寄りじゃないとやっていけないとはっきりと断言して書いてあった。

ものすごい本だと思った。

イスラエルって何?という人もいると思いますが、

要するに簡単に言うてしまうとユダヤ資本。ごく一部の世界の利権を握っているスーパー金持ちに利用されているのだ。 だからってユダヤ人が悪いとかそういう単純なことじゃないのだけど。

私、夜ねる前とか、本を読むのが趣味なのですが、この本はもう重くて重くてちょっと読んでは落ち込んで、我々庶民はどうしたらいいんだ!って感じになってしまうわけです。

で、何か希望が欲しいわと薄いこの中村哲さんの本を読んでね。ものすごい癒されたの。

やっぱりね。行動する人は偉いと思うよ。
人間が平和に生きていくのに必要なものは、水と食料なんですよ。それを大切にしないといかん。そういう活動が本当の平和維持だ! それは本当に間違いないと思います。

私は、本当に考えさせられました。

話が壮大すぎてまとまらずにすみません。

もっと知りたい方は、中村哲さんの講演が京都で25日にあるらしいのでぜひ行ってみてください。

きっとすっきりわかるはず。

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