2006年11月14日火曜日

実は、最近次男もできた

この頃、また3歳児の面倒を見ている。週2回~3回、夕食を食べさせて風呂に入れて寝かせるというボランティアが始まってしまった。

前、面倒を見た子が、軽く知的障害があったということもあるかもしれないけど、今度の次男のカイ君は扱いやすくて驚く。が、ものすごい内に秘めた子なのである。頭がいいのだろうなと思うが、もう右脳が閉じているというか、カード遊びとかにあまり興味がない。集中力もあまりない。何でもかんでも喋って不思議でない時期なのに「食べる」とか「食べない」とかしか言わない。 自分の世界で延々とオモチャで遊びたかったりするので不思議に思っていると、どうも母親がキママに育てているのが原因らしい。 あまり細かいこと書かないけど、要するにお母さんが大好きだけど、母親といっしょにいるとストレスがたまる。 オモチャいっぱいにして遊ぶなとか。(オモチャはいっぱいにして遊びたいものである) 母親の干渉が多いのでしんどい。 で、内気な感じになってしまう。基本的には元気な男の子なので、もっと元気がよくて天真爛漫でいいはずなのに。

 父親がいないとそういう風になったりするもんかなぁと。

 で、ゆうちゃんはとにかくこの子に勉強しろなんてムリだなと思い、発散させてやりたいと思って広いところに連れて行くことにした。

 広い銭湯とか、スーパーとか。 自由に彼を歩かせてみた。 嬉しいようで、走ってキャーキャー言う。 ガチャガチャを見つけて「買ってくれ~」とか言う。 

 「ダメ」とクールに言い捨てて、ほっておく。 

彼はやたらオモチャを欲しがるが、実はオモチャが本当に欲しいわけではない。3歳の子が本当に欲しいオモチャがあるわけじゃない。 ただ、そういうことをして母親と接したいのである。 

 風呂屋でも彼は大活躍であった。

平日の早い時間に行ったのであまり人がおらずバシャバシャ湯をはねて大喜びであった。
「人がいたらやめなさいよ」と言う程度。

頭からチンチンまで丁寧に洗い上げ、後は自由に歩き回らせた。 
大阪のオバチャンは皆親切で、ハンサムな彼に笑いかけてくれる。 女風呂に入れる喜びを存分に味わっていただいた。
 
 ニコニコ笑って遊んでお腹もいっぱいになって、洗ったばかりのふかふかの布団に入れてあげた。車の中でもう眠くてしかたなかったのに、でも、なのに!事務所で布団に入ると寂しくなってきて、私が抱っこして頭をなでたらシクシク泣いた。

 もう可愛い~。たまらない~。その泣き方が、ガマンしてたけど、どうしても辛いと言う感じで搾り出すように泣くのだ。 男だよなぁ。オマエ!偉いぞぉって褒めてしまう。

 「ママはカイ君しかないないから絶対に帰ってくる。カイ君とゆうちゃんはず~っと友達。大丈夫よ。大丈夫」と頭をなでた。 こういう感じって本当に人の人格形成に必要なんだろうなと思うのだった。

 こんなのを見ていたら、子どもって本当に天使で、親が一番で一番欲しいのが愛情なんだなぁと思うんだ。

 そんな子どもを殺した母親なんて本当に許せない。
 依存心とミエと物欲の強い責任感のない男女のカップルが子どもを殺してしまった。

 もう、本当に切ない。

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