2009年6月19日金曜日

仕事の喜び

ある悩んでいるお友達が

 「佐伯はなんで仕事が好きなん?」

 と聞いた。

 「仕事の何が楽しい?」


 そんなこと、あまり考えたことはないが、私の仕事は確かにいつも壁にぶつかり、その壁を破るたびに発見がある。何か学ぶことがあり、そして自分の成長を感じることができる。

 流産した後、頑張ってまた子どもをと思っていたのに、夫が海外に行くと言いだし、
 すぐ帰ってくるやろうと思っていたのに、2年も帰らず、
 その留守の間に覚せい剤のフィリピン人の母子家庭に巻き込まれ…逮捕やら。
 郷ひろみとの旅行のお世話やら…。
本当に辛かった…。が、楽しいこともあったけど、しんどかった。 

 正直言うけど、
 私はそんなもの何も望んでいない。 
 普通でいいと思っていたんだ。静かに子どもを育てて、ちょっと仕事をしたいだけだった。
 それなのに、夫が吐血したりする。
 私の望まないところで、顔をボコボコに殴られたフィリピン人が助けてくれと電話かかってきたりする。

 次から次へといろんな課題が私に降ってくる。

いつもうまくいかない。

本当にしんどい。

お金を数えながら必死で働き、未来を見据えて新しいシステムを考える。

それのどこが楽しいのか? しんどいだろうと。


本当にしんどい。でも、確かにそのおかげでタフにはなったと思う。

 そして、どんなに泣きながらでもいつも「これをしたら儲かるじゃないかな?」とか仕事のことを考えている自分がいる。 

 その発見やヒラメキこそが私の人生の喜びなんじゃないかなと思うんだ。

 登れない山はない。 その山を登ることが喜びである。 小さい頃からバカで辛かった。

 でも、そんな私がこんな仕事ができている。

今日も勉強しました」は、うまくいかなくて叫びながら仕事している記録だ。

ほんの少しだけど、確かに助かっている人もいるみたいである。

 これを年いってから、じっくり読んでみたいなと思う。

 そして、困っているフィリピン人をちょっとは助けられる人になり、フィリピンで豪遊したいな。

顔を殴られて泣きながら夫から逃げてきたフィリピン人は、今ではフィリピンにマンション3軒持っているらしい。 お母さんのレストランの経営も大成功しているという。 
ジーナの大豪邸もこの前電話かかってきて聞いたら、本当にあと少しで完成するという。
マンゴー畑の経営は娘夫婦ががんばって順調に形になってきたらしい。

これも、私が多少は働いていたから、困った彼女らを助けることができたのである。
私の人生、予定は大きく狂っていたが、まぁ。それなり頑張ってよかったなとは思ってる。

フィリピンのデパートは最高ですよ。本物か偽物かわからないけど、それなりのブランドのお洋服がびっくりするお値段で買えますから~。 たまに行きたいな~と思うのがフィリピンのデパートです。

頑張って稼ごう。 

やっぱり、仕事はおもしろいよ。
 

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