2006年11月8日水曜日

女性問題って何だろうなと

こういうこと書くと、また批判受けるかもしれんのだけど。

ある女の子が、離婚して自活します。と、某方に相談したら「自活しているお金持ちの女性がいるから頼りなさい」みたいなことを言われたらしい。女性問題の活動家と自称されている方に。

深く考えた発言ではなく、軽く言ったことだろうけど普通は就職先を探すように言うのでは?

目が覚めて朝ゴハンを食べたら働かないといけないと、それは当たり前だろうと私は思う。
それが人間の人生のありかただと思う。 オシャレな仕事なんてこの世の中にはない。必死に働くのである。

個性、女性解放!私らしく!とかなんとか言うてる日本の女性運動とか、そんなこと言いながら、実際は、ふわふわ夢の世界で生きてみないなことをホンネでは思っている子が多いのじゃないかと思う。「楽してキレイに生きていきたい」って思っているような気がするんだよ。そういう子が情緒不安定になったりするんじゃないの?と。 人生の実態は、主婦だろうが、ワーカーだろうが、実際は厳しいのである。

私なんか、もう毎日必死ですから。 女性問題って何ですか?って感じ。

もちろんとても長く付き合っている女性問題の活動家のお友達とかもいて親しく話しするんだけどやっぱり話題は今のままじゃあ、日本の女性問題はダメになるんじゃないかという話である。 女性問題の集会で集まっているのがオバサンばっかりというのも私しゃ、社会運動として実態からはなれていってるんじゃないかなと思うけどね。 年配の頭のええ先輩が偉そうに喋るのじゃなくって、もっと若い主婦とか、本当に若い女性とかが参加できるような活動にしていかないといかんのじゃないだろうかと。 

フィリピン人の子ども抱えて頑張って働いている女の子とか、びっくりするような年収で一生懸命がんばっているのとか見ていると(頑張り方もいろいろあるんだけど)、本当に純粋に応援したいなと思うことが多い。 

今日、マライアキャリーのheroが入っているDVDをフィリピン人のAに貸してあげたら、ものすごい喜んでくれた。
実際、私なんて、マライアの「何ももう自分の中にはないと思っても自分をみつめたらそこにヒーローがいるのよ」という言葉とか本当に何度も勇気づけられている。私がAが逃げてきたときに、カラオケに気晴らしに行って歌ってあげた曲も「HERO」だった。 ちなみに、フィリピンパブとか遊びに行くとこの曲でみんな泣くから。 私が歌うと。

 話はそれたが、マライアの曲は応援してくれる曲が多いのよね。 負けないで!くじけないで!神様を信じて、勇気を出して、がんばるのよ! みたいな曲があって、
最新のアルバムの「THE EMANCIPATION OF MIMI」というのですが、EMANCIPATIONは の自立とか解放とかいう意味で、普通の解放というのじゃなくって女性やマイノリティに平等の権利を与えることを意味している。 これがいいなぁという話をした。

 このアルバムの良さなんかを英語がフィリピン人がわかるからというのもあるけど、どうも日本人とは語れないというのがある。 日本人は、そういう浪花節的にがんばっていることとかをあまり表立って言うのがカッコ悪いというのかな? そういうのがある気がする。

 フィリピン人コミニティの軽いお世話とかしてケッコウ長くなってしまったんだけど、お互いの子どもを面倒見合ったり、お金やdvdを貸しあったり、本当に仲良くがんばっている彼女らを見ていると本来の女性運動とはこういうものじゃないだろうかと思ってしまう。

1 コメント:

匿名 さんのコメント...

死ね