2013年5月1日水曜日

色と欲   風俗で働く方へ



「俺は色キチガイなんだ」と氏は吐き捨てるように言った。


大台をはるかに超えた大御所おおごしょ性豪伝説せいごうでんせつは多岐にわたるが、基本的には変態*7欲の部類になるのではないだろうか。要するに花と蛇的なマイルドなことをしているらしい。


それはもう強い麻薬のようなもので、その味を知ったら誰でも必ず夢中になる。そして、俺もほんとうにそれが好きだと。


こんな告白を彼がしたのは、複数の女性とのディープな遊びが過ぎすぎて、仕事に影響が出るほど、非常に困った状況になってしまい、どうして俺ってこうなんだろう。と広告担当の業者である私に告白したのだった。


女が自殺未遂したり、家で暴れたりと、まあ大変なことになったわけで。 そうなる原因は、その麻薬のような行為なんだと。俺個人をそこまで好きだということじゃないと思うと。半泣きであった。

某氏ぼうしの女性を大切にするというヒューマニズムの果てのデイープな世界…つくづく、人間の理性が一線を超えてしまって羽ばたく先の、天国と地獄の入り混じった世界を個人的にはスゴイなと思う。が、実際やったら…笑うなとも思う。 一人でそれを妄想しているのと、実際にやってしまうことの間にはスッゲー塀があるけどなと思い。 さらに、その氏の鬼畜の欲望のすべてを、関係する一同の女が知ったら、確実に血の雨が降るよな。と、思いつつ、ウンウンと聞いてあげてしまったことを思い出す。もう、昔の話である。



おかげさまのバブル世代なもので「社長という人は愛人を持っている」くらいに思って間違いない時代というのを知っている。 

前述のような、社長の超プライベートなお悩みを聞いてしまったのは1度や2度ではない。  お妾さんという言葉が昔から日本にはあり、女を複数はべらかすというのは、ある意味、立身出世の証のようなものだという考え方が確かにある。 いや、カーマスートラなんてものがインドのサンスクリット文学としてあるのだ。 万国共通で性とお金で歴史は作られて来たといっても過言ではない。 



カーマスートラ、おもしろそうだし英語の勉強になるかなと読んでみようとしたが、単語が難しくて断念した。 でもまぁ。昔、古本屋でバイトしていた友達が言うとったが、だいたいあらゆるエロ文学はあまりにもバリエーションが貧困で、しょうがいないからSMになるじゃないですかねぇ。と言うとった。 カーマスートラでもSMチックな性行為がいくつも紹介されている。 やっぱり、SMちゅうのはクリエイティブなのであろう。文明が発達するとそういう文化が生まれるようである。

一夫多妻制のマサイ族と結婚した日本人女性の手記によれば、非常に男性中心で女性の快感というものには無関心で困ったそうだ。 文明が未発達な国においては、性的歓びを追求するというような文化活動はあまり行われないのではないかと思う。 江戸時代に色街が発達し、春画があって、うなぎ屋はラブホテルのようなものだったとか、まさに文明があったということなのである。



で、20世紀になって「人権」などという言葉が生まれても、人類は性欲には踊らされている。
江戸時代の色街と違って、女の子は自らの逞しい意思により性行為を販売している。

この前、ヘルスのシステムというものを知ったのであるが、要するに売春屋と同じだろう。 これで日本に売春防止法があるのだから驚く。 こんなんだったら管理売春させた方がいいじゃないかと思うが、そうなるとよけいに盛り上がりそうで、このザル法が日本的でちょうどいいのかもしれない。

最初に紹介した、変態エロ社長にはまって、気が狂ったように自殺未遂する女と、お金と割りきって風俗で働く女が、どっちがいいかというと、お金をきちんと稼いでいる風俗嬢の方がむしろ健全じゃないだろうか。

昔、まさにAV作ってる会社のスポンサーしてるという人に聞いたのだが、
「AVなんてバカにするかもしれませんが、現場は真剣ですよと。 女の子なんて超真剣に努力してますよ」と聞かされた。 売れるものを作るために鬼気迫る雰囲気があるのだという。ちなみに、私がAVに出ることはできるだろうかと聞いたら、太ったおばさんレーベルというのもあると。 気になるギャラは撮影は丸一日で7万円くらいもらえるじゃないかと。

それを同世代の友人に言うと「そんな貰えるの?」と言うとったわなw.

年間2000本ほどAVは作られているそうだ。要するに風俗と共にあらゆる性風俗は今日も量産されている。

大金持ちという人で、風俗産業とまではいかずとも、ラブホテルやらキャバクラなどを経営している人は多い。 知り合いの経営者から聞いたが、倒産したヘルスの店長というのに出逢って、「そしたら、お前、デリヘルやれよ」と、その場でポケットから出した15万円で商売させたのだという。 デリヘルなんて、その気になればそのへんの大学生でもやれる商売なのである。ただ、いい店長がついて、ブランドを作り(化粧品と同じなのね)、きっちり管理し、熱心にしないといけないとか、いろいろ聞いたことがあった。

私は、商品開発をして販売することで、湯水のように儲かるというのを何度か体験した(私じゃなくてクライアントを通じてですが)人間なので、そういう、コツコツ儲かるというのはどうも性に合わないと感じる。というか、そんな苦労して、ダークなリスクを感じてやらないといかん商売だろうかと思ってしまう。 とはいえ、性産業は確かに間違いない商売の一つで、こつこつやれば結果は出る商売の一つなんだろうとは思うけど。そりゃ、当たったら物販に敵う儲かる商売なんてものはない。 

で、リクルートされる女性は、水商売とは違い、お客さんと喋る必要がないので楽だと選ぶのだという。で、最近の男性はみんな草食男子が多く、本番はいけませんというと、正直に本番を迫ってくるような困ったお客はほとんどなく、トラブルもないんだそうだ。(いいんだか悪いんだか)

で、ホームページとかで顔出しとか、なんでするんだろうかと不思議に思っていたのであるが、システムとして女の子をとにかく維持していくのが重要なので、指名料やオプション料金はすべて女の子に入るようになっている。 そりゃ、顔をネットに出して、カワイイと思ってもらい指名もらった方が得なので、女の子は頑張るのだ。

女の子の方も、彼氏という名のセックス目的の男にタダでやられるよりは、45分で6500円きっちりもらい、5人も相手にしたら日当で4万円ほどになる。 1年働いたら1000万円以上のお金を稼げることになる。しかも、待ってる間は楽しくお菓子を食べながらお友達と過ごせるし、基本的にキライなことではないのでストレスもあまりたまらない。 健康に気をつけて、なるべく自分の体に負担ないように頑張れは、それなりの貯金を作り、2年ほどで商売の軍資金くらいになるかもしれない。




ただ、若い人に言いたいのは、前述の変態社長の名言のように、セックスも金も麻薬なんだということは忘れてはいかんと思う。

お金の価値観なんてあっという間に変わってしまう。5万円が大金だったのに、やがて端金はしたがねに感じるようになってしまう。日当5万円をもらっても、その5万円でホストで遊ぶとあっという間に消えてしまう。
一説によると日本のホストの客は水商売のホステスと風俗嬢が半分以上なんだそうだ。

そこで性とお金は、ただ、ぐるぐると循環じゅんかんしているのだが、子どもが生まれて家庭が拡大し、世の中が拡大するような人生のダイナミズムは微塵みじんもないことは理解しとかないといかん。 (まぁ。お金とセックスの快感が人生の歓びと勘違いする人も多くて、ラエリアン・ムーブメントなんてものまである。これもまたアホが大勢参加しているらしい)

量産される風俗産業で働く彼女らのことを思う時、どんどん若いのが出てきて、個人の小ささにふと気がつき、精神的にくずれてしまう時が来るじゃないだろうか…なんて、老婆心が働いてしまう私がいる。 

飯島愛がネットビジネスをしたいと言って芸能界を引退し、うまくいかずに精神的にバランス崩して風邪で一人で死んでしまったように。最後は孤独になるじゃないだろうかと…。


「50代のセックスは最高よ」というのは、これまた私の友人の名言である。

人生50年、お金も気持ちのいいセックスも両方共に充実してこそ幸せなのかもしれない。

私の場合は…そこまで貧乏じゃないけども、夫とはまあまあ仲良しです。細かく広告で稼いでいます。

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まぁ、私から言わせたら、ポケットの15万円で始めた商売で、アホな小娘を時給1万円で踊らして狂わせて、毎月、ほとんど何もせんで何十万と儲けているなんていうのは、キッチリ色情の因縁が孫子に出ることになるじゃないかと思うけどな。というか、そうあって欲しいわ。

この前、タイで売春楽しんでる人のブログを読んだがヘドが出そうだった。
こういうアホが世の中に蔓延しているのが、全部風俗のせいだとは思わんが、こういう人間の嫁になる人なんているんだろうかと思う。 お金に狂った女性と、セックスに狂った男性が結婚することなんてない。昨今の結婚者数の減少は性産業の蔓延と無関係ではないと思う。小中学生に対して性教育も含めて、倫理教育りんりきょういく、愛とか人生とかについて親は教えてやらなければいけな時代になっていると思う。それこそが、本来の文化文明といえると思う。

さて、覚悟を決めて、世間的に差別される可能性も無視して、風俗で働いている女性の皆様には、しっかり貯金などをされることをお祈り申し上げます。 貯めたお金で不動産でも買い家賃収入でも目指すように祈る。 世間知らずなあんたはだまされてるとおばさんは思うけどね。 紅音ほたるはキッチリ頑張っとると思うよ。

人生100年。 価値観は変遷へんせんしていく。

間違いないことは、何時の世も根性が大切なことと、若い頃はあっという間に終わるということだ。

体に気をつけて。 50代でいいセックスしていて欲しいな。

そして、「人生の幸福はどれだけの快楽を得たかではなく、どれだけの感動を得たかで決まる」というのはヴィクトール・フランクルの名言である。



2 コメント:

中山亮平 さんのコメント...

宗教と風俗は国を問わず、どこの国でも大昔からビジネス展開しています
つまり、それほどの大昔から変わらず人の本能に訴えかけてくる依存性があるとも言えると思います

問題は、途上国などの児童買春で、これはただ辞めさせればいいという簡単なものではないと感じます

途上国では子供が売春するのを辞めてしまうと家族全員飢え死にするという事が起こります

しかし、買春を続ければ子供が感染症で死ぬでしょう
つまり、全員で死ぬかどうかという選択を迫られます

何年か前にナイキのボール工場で児童労働が行われていると児童労働を問題にする団体が抗議し、工場が閉鎖しました

職を失った子供は買春をするしか生きる道がない
児童労働の本質はただやめればいいという簡単な事ではなく、根底には欧米型の為替システムや支配型のシステムが原因としてあって、問題は多くの人がその支配型のシステムを支持しているということですね

僕たちが無関心を辞めれば必ず変えられると思います

さいきゆみ さんのコメント...

コメントありがとうございます♥
中山君はかっこいいね。うちのお父さんが愛媛に来てくれたら、いくらでも
タダ同然で畑はできると言うとりました。

なかなかようほう養蜂までしているひとはまでしている人はいないと感動してましたよ。