2019年7月19日金曜日

やっぱり悩んだけど、れいわ新選組を応援する

確かに世の中、消費税が始まってから悪くなっていった気はする。

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消費税で中小企業は苦しんでいるのは間違いない。
そして、確かに自民党政権は大企業をずっと優先してきた。

財源がないから。という理由に騙されてきたのかもしれない。
1985年のプラザ合意によって、ドルの値段が半分になって、日本の対外利益が半分になった、その穴埋めを庶民にさせてきたのがバブル崩壊後の社会だったというのは正しいと思う。

そして、アベノミクスの名の下に必ず上がる株価は日本人の金持ちはもちろん、海外のアホほとお金のある投資家を喜ばせて、日本のお金がどんどん出て行ってしまっている。

れいわ新選組の大西つねきのお金についてのビデオはとても興味深いと思った。さくっと読める文章はこちらです。私が長年疑問に思っていた「お金はどこから生まれてきたのか」という問いの一つの答えだったと思う。
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ただ、大西つねきの言っている事は、社会主義の思想で(実際、トランプもMMTの提唱者であるアレクサンドリア・オカシオ=コルテスを社会主義者と言い放っている)

「お金を配ったらいい」という、ベーシックインカムは、突き詰めると社会主義の思想になると思う。
たぶん、ミルの功利主義的思想なのだと思うが、そういう理想は社会主義において、どうしてもうまくいかない。

中国人の学生と、社会主義と自由主義のどちらがいいかという話になり、結論としてどちらも完全ではないという話をした事がある。結局、政治形態として腐敗したら、どっちの制度でも独裁主義になってしまうのだ。

「神は細部に宿る」どんな制度にしろ、多くの人の良心が世の中をよくしていくのである。そして、れいわのメンバーは、良心の人ばかりだと感じる。(つまり、思惑があって政治家を志しているのではないという感じがする)

そして、今まで、新党はいろいろ出て来たが、こんなに急激に盛り上がった政党はない。予算もなく3ケ月前に始まった「れいわ新選組」は、3億円を集めて、本当に候補者を10人出した。山本太郎という、選挙でも断然有利な名前を持ったこの男は、すごい奴だ。彼の私生活や過去も全て吹っ飛ばす。消費税という、誰もが関わる問題を掲げた事で、今回の選挙ほど面白い物はない。しかも、東京選挙区の公明党の山口なつおを倒すべく、同じ創価学会の信者で辺野古基地反対を訴える、野原ヨシマサに、自分の選挙区を譲って出馬させるというのは、思わず膝を打つというか…恐れ入りましたという感じだ。


確かに、寄せ集めのような団体で、野党共闘の闘いを混乱させてしまったのは確かだと思う。しかし、寝たきりの障害者を国会議員にするというような、おそらく彼の理想の戦略を思い通りに実現するためには、社民党を巻き込んで…みたいな事は、面倒くさくてできなかったんだと思う。
確かに「れいわ新選組」が国会に来たら、国会がめちゃくちゃになるかもしれない。
しかし、私は、ここまで政治がひどいと、めちゃくちゃにして欲しいなと思ってしまった。(NHKから国民を守る党は絶対に駄目ですが。彼らのめちゃくちゃは質が悪すぎる。そして、N国のお陰で、れいわがまともに見えるという効果まで山本太郎に神様がチャンスを与えている気がする)


何もしないのに、お金配るようなことは、勤勉な国民を駄目にするだけで、私はしたらいけないと思っているけど、増え続ける国債の利払いを、とりあえず政府紙幣でチャラにするというのは、絶対にすぐにした方がいい。なんの意味もない。株式の短期売買の税金を増やすというのも大賛成だ。 マネーゲームが世の中をおかしくしていると私も思う。

そんな、経済政策は「れいわ」がちょっと増えたくらいでは、「すぐには」無理だと思うが、れいわ新選組の勢いは、他の野党も無視できないと思う。 特に、大西つねきの言っている事は、賢い人はみんな研究して、今、思い切った事をしないと、その後の社会が自殺者だらけになり、金持ちも困る社会になる可能性が高いことをわかって欲しいと思う。

自由主義経済で、口車に乗って借金作るのはバカで働くのが嫌いで、野垂れ死にしてもしかたがない。と思っている人は多いと思う。
でも、最近の、子どもの貧困や、派遣労働者の絶対に上に上がれそうにもない状況は、もはや、自由主義経済が腐りきっているとしか思えない所まで来たのではないだろうか。

どうか、この世の中のピンチが大きなチャンスになるように…

選挙の投票率が楽しみすぎる。









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