2012年3月28日水曜日

依存と愛 娘よお前は異常ではない

愛とは何だろう。 世の中、学問は古今東西あるが、結局学問を通じて人は何を求めるかというたら、幸せだと思う。 健康においしいものを食べて、便利な暮らしを追求し、みんなと幸せを分かち合うために学問はある。 ところが、どんなに追求しても 愛というエッセンス抜きにしては人の幸せは成り立たないのである。 だから、私は宇野千代言うところの、学問でもっとも重要なものは文学であるというのは一理あるなといつも思う。 結局、人の心を味わい吟味するという意味において、文学はなくてはならないものだ。 そして、文学の基本的なテーマは、これまたご多分に漏れず愛がテーマなのであった。 先日、可愛がっているフィリピン人の高校生の息子がフェイスブックを通じて理想的な同じ日本人とフィリピンのハーフの女性と出会い瞬く間に恋に落ちた。 大阪から遠く離れた東京に冬休み彼は会いに行った。燃えさかる恋の炎に彼は有頂天になり、帰る時に駅まで送ってもらった際に、あまりの切なさに我を忘れ、財布と携帯を車の中に忘れて駅に降りてしまい、それに後から車の方も気がついて息子は、右も左もわからない東京で、迷子になってしまった。 100円すらない。 交番に行き、電話をかけたのはまず彼女の電話番号。それだけしかわからなかったという。 帰る予定に帰ってこないとこっちは大騒ぎになり、細かいことは省略するが、ホンマに迷惑な話だった。 今のところ、二人はラブラブが続いているという。 さすがフィリピン人。カトリック教徒の恋は純粋なのであった。 相手の彼女はまだ中学生だという。どうするんだ子どもでもできたら。と私が、ちょっと自由にさせすぎではないかと注意したところ、 「子どもなんかできたら、責任とれないから、息子ごと相手の家にもらってもらう」と母親は笑う。 日本人には理解できない、おおらかさ。 さすが子沢山の国。 「ま、そのうちアキルよー」と。 確かにそれはいえる。ま、私の知ってる日本に来てるフィリピン人はだいたい3回くらい結婚するよね。

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