2011年2月20日日曜日

大金持ちのセルフイメージをいかにして持てるのか…



私はここ一発でちゃんとお金を使える人でないと商売は成功しないと思う。
ここ一発のために貯金をきちんとしとかないといけないのである。

コンピューターの時代が来るぜという話になり、私がwindows95のノートパソコンを買って、クリックしたら音が出るとかして遊んでいた頃…。印刷やってる人がページメーカー貸してくれと。 
なんせ9万円からするソフトで、それを私は買ったので、ヒッパリダコであった。
windows版の印刷レイアウトソフトのページメーカーを私は泣きながら勉強し、それを震えながら買い、それだけではなくてイラストレーターもフォトショップも買った。 それで何の貯金もない私は20万ほど使った。それどころか、ノートパソコン買って、すぐソレジャダメだとわかって2台目。さらに組み立てのパソコン買って…とあっという間に100万は使った。 さらに勉強しに行ったりとか、本買ったりとか。 使いまくった。 これを失敗することは絶対にできないという自分に対する投資であった。

で、それを借りにきた印刷屋は今どれもなくなった。
私に売り掛け残したまま倒産したところもある。自殺した人もいる。

たいしたことではないが、あれは私の人生の大勝負だった。たぶん勝てたんじゃないかなと思っている。
今考えるとムダな投資も多かったけど、どのように投資したらいいかもわからず、誰も教えてくれなかったので、ムチャクチャやった。
あれがあったから今がある。使ってしまったお金を嘆いてもしかたない。
投資を取り戻して大もうけができてないのが…まぁ。食べられているだけマシだよなと。
第一、私はパソコンが大好きだった。それが大きかったと思う。
今考えたら、印刷屋は儲かりそうだからやっていただけで、仕事が好きだったわけじゃないじゃないかなと思っている。

自分に好きな分野があり、それで食べていきたいという情熱があり、クレジットカードがあって私は幸せだ。
死ぬときにはJCBよありがとう。と言って死にたい。

あの時に、私に余裕があって逆に貯金があったら、私はあそこまで必死でやったかどうかは疑問だ。
勝負する気になれなかったかもしれない。借金も財産だというのは本当だと思う。
でも、そのマインドじゃ大金持ちにはなれないんだろうな。

大金持ちの人が、この前こんな話をしてくれた。
「1万5000円を拾ったら、佐伯さんならどうする? 警察に届けるという答えはナシで…」

う~ん。ご飯でも食べに行くかな?

「それじゃダメなんだよ。それを普通に財布に入れて何ごともなく過ごせないと金持ちにはなれないよ。必ず人生にはラッキーなお金が入ってきたりするもんだけど、それをごく普通に使わないと残らない。3億円当たったとか、そういうので舞い上がったらダメ。あ、そ。と思わないといけない。他のお金とまぜてしまって、平常心で使わないといけなんだよ」


なるほどなと思いました。今日、本棚からこの本が出てきて(これは投資の本です)あまり私には関係ない本だったのですが、ちらっと読み返して、そのお金持ちが言うてたことと重なるなぁと思った。

年末のお休みにパチンコ屋に遊びに行き、先に行っていた夫が「玉あげるから、この台やってみたら」とオススメ台を打ってしまいました。(一応パチンコは私の仕事ですからタマには行くのである)
そしたら、あれよ。あれよと20箱を超え、止まる気配がない。大フィーバーしてしまった。実は私、ちょい勝ちばかりで10万超える大爆発をしたことがない。 周囲の人はじろじろ見るし…。 出っ放しで疲れてくるし。

これはもしかして確実に10万超えてるな…と、そうなってくると私は怖くなってきたんです。
たった10万円でも、どうしよう。帰りに襲われたらどうしよう。とか悪い空想が始まってしまいまいた。
で、思わずいけないとわかっていても店員に「すみません出玉の箱を減らしてください」と言うてしまいました。

しばらくして大フィーバー終了。
やっぱりこの店は遠隔の店と確信。(詳しくはパチンコ維新を読んでね!)

夫は「バカかお前は!」と見に来て言うた。でも、怖かったんだもん。
結局12万1600円もらった。お正月前にありがたいボーナスとなったのである。 きれいにお年玉などに消えました。
10万円くらいだと、すっと入ってきて、すっと消える金額だからいいけど、たまにパチンコで20万とか、30万とか勝つとか昔はよく聞きましたが…。それって本当に私になくてよかったです。

このようなことを見ても、私は10万円マックスな人間なんだなと思いましたね。

この前、取引先の社長が、ええもん見せてやる。と知り合いの紹介で来たというホームページ屋のプレゼン資料を見せられた。「これ参考にしたらいいじゃない?」と親切にも…。

見たらだいたい350万円くらいのショッピングサイトの企画書だった。
「これやったら、俺の会社に毎月どのくらいの収益が上がるや?と聞いたけどそれは答えられへんかったから断ったけどな。ホームページってそんな高いもんなんか?」

 ちなみに、そこの会社のホームページを私は5万円で最初に作り、かれこれ10年くらい何だかんだとお仕事いただいてます。今度それでショッピングサイトもしたいと言い出してくれましたが、これも最初は5万円です。ちょっと安すぎるけど…。

 「とりあえず5万円でしてくれや~」と言われたから、まぁ。その範囲でやります。

私が自己投資してた頃からのお付き合いなんで…。が、安すぎる。これは。でも、してあげる。そのうち儲かることもあるだろうから…。

 まぁ。セルフイメージが私って安いんだと思うわ。 安すぎる。 でもいい。
 高すぎるのは怖い。私なんかが仕事が切れないのは 安くてそこそこだからじゃないかなと。

 あ=。がんばります。仕事の質を上げ、ちょっとでもセルフイメージ上げていきたいです。 

 なんか、大金持ちの人ってやはり自己評価が高いなと思うんだよ。 それもある程度は大切なことだなと思う。

 で、その大金持ちが指輪とか毛皮とかたまに貧乏な私を応援してくれようとくれたりするんだけど、私が着ると似合わないんだよ。仕事するのに指輪のでかいのとか、ジャマだし。時計は夜に光るやつじゃないと不便だし。毛皮とかじゃ自転車乗れないし。身内にあげてしまう。
 ルイビトンもコーチのバックも似合わない。 ルイビトンなんてビニールなんだぞと思ってしまう。
 私がルイビトンを持っていると自分でも偽物に見えるなと思う。
 
 私が似合うのは…例えば土屋カバン製造所の質のいいバックでどんな高くても5万まで。3万円くらいが一番安心して使える。財布もポケットいっぱいついててペンも入るレスポールサックとか。 そういうものがいいです。 服もダウンジャケットがいいです。毛皮より。


 と、いうわけで、どんながんばっても大金持ちにはなれません。 それでいいです。(それはウソですが、あきらめてます)


最近、精神世界系の本を読んでいると、セルフイメージを高めることで成功するみたいな話が多い。想像した未来は実現すると。しかし、私はどう想像しても大成功したり大金持ちなったりする自分が空想できないんだよ。


たまには高い指輪したり、ネックレスしたりして、ホテルで5000円くらいの食事をするのはセルフイメージを高めるためなんだというのは確かにわかるが、私の場合は、コモサイズムのセールで買った500円のお買い物バックを下げて、スーパーサンディに買い物の行くのが最高に楽しい。サンディで5000円使うと結構買える!興奮する。

この頃、不景気だからかサンディの駐車場にもBMWもベンツも来てるで~。

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