2010年8月19日木曜日

清水健太郎 逮捕  人間だもの…依存を断ち切る

薬物についていろいろ調べたところによると、薬物依存者にとっては、こういうった薬物による逮捕などという報道を聞いてしまうのも辛い事らしい。

報道で事細かにパイプがどうのとか、香水瓶を使っていたとか、そういう話を聞いてしまうと、やりたくなってたまらなくなるのだそうです。

自殺の報道とかでもそうですが、練炭でどのように死んだかとか事細かに言い過ぎることが、よけいに自殺願望のある人を強化してしまうのだそうで、報道のあり方は考えてほしいものです。 高槻で小学生が自殺したそうで…。本当に困った世の中です。

報道してもいいんですが、例えば薬物事件なら、薬物依存者は病院に相談して依存の精神状況をカウンセリングしてもらえますよとか、大阪だったらこんなところがあります。前向きな情報を必ず入れてあげるべきだと思うんです。全国にもいろいろあるみたいですよ。

薬物依存とかはまだ珍しいですが、アルコール依存とか、タバコ依存とか、ギャンブル依存とか人間というのは何かに依存せずには生きられないようなところがあると思います。



だいたい人生は思い通りにはならないのである。清水健太郎だって、デビュー曲の大ヒットからその後も適当にヒット曲があったら、もうちょっと楽に生きていけたかもしれない。

人生に超ラッキーなことがあったら気をつけないといけないというのはそれである。超ラッキーなことがあると、他のことがしんどくなってしまうのだ。

結構、自殺したりとか、破産したりとかいう人は、人生の一時期に超ラッキーなことがあった人が多い気がする。親が不慮の事故で亡くなってしまい、億という単位で遺産が20代やそこいらで入ってきてから人生狂った人は、結局最後はヤクザになって死んでしまった。

大金の宝くじが当たるとその後、いろいろ苦労する人が多いというのも本当だと思う。

このように考えると人間というのは、どう転んでもしんどい人生を送るということで、もっと楽になりたいとか思うより、今ある楽しみを楽しんで生きることが大切だということだと思います。

そうはいっても生きるということはしんどいのは、あまり変わらない。
そこで人は何か自分を慰めながら生きるわけです。

ここで大切なのは、自分というものを客観的に眺める能力を持つかどうかということだと思います。
私のクライアントにおもしろ心理教室というのがありますが、こいうところで心理学的に自分を分析して生き方を考えるというのも大切なことではないかと思います。

また逆に依存を前向きなものに切り替えるというのもそうだと思う。
私なんかの場合は、仕事に若干依存していて、仕事が仕事ではなく、やりたいことをやっているという感じになっていますが…。このブログも広告つけて若干の収入になるのが超楽しいです!(費用対効果を考えるとダメなんだけど、将来本になるかもしれんし…)

例えば書道教室に通って生きがいにして、免除を取って老後は教室を開くとかもいいと思います。


でも、一番大切なことはどんな辛いことがあっても人間は死んだりはしない!という開き直りだと思うな。
カフェの潤さんがオレの生きるモットーだと若いころに私に教えてくれました。
「死にはせん」

この真理を心に深く持ち、常に前向きに生きることです。


この本にも書いてありますが、つらいことがあったら寝る(睡眠薬もOKではないでしょうか?)というのも重要なことかと思います。自分ではとても対応できないと思うことが起こったときは、とりあえず寝る。すると人間は寝ながらもどこかで考えていて、起きていたときは思いつかないような考えが目が覚めると浮かんできたりすると! なかなかすばらしい内容の本です。

でも、やはりやる気がでない!と思うことがありますね。私もしょっちゅうです。
やらないといけないことがありすぎてやる気が出ないとか…。

最近、中村天風さんというのを知り超前向きになる方法というのを知りました。
この方は、医者の免許を持ちながら、自分が肺病になり元気にならず余命いくばくもないというときに、インドのヨガの行者に出会い、ヨガの修行をして元気になり94歳まで生きたという実在の人物です。

笑います。 ウソやろというような人です。

宇野千代の本で読んで初めて知ったのですが、宇野千代が天風の講演の様子を描いたものに、天風が講演をしながら、口からびゅーびゅー吐血し、後ろ向きにバタンと倒れたのだそうです。これはとんでもないことになった!と思ったら、天風はそれをものともせず「今、体から悪いものが出たのである」と言い切り、何ごともなかったように講演を続けたのだそうです。

この方が世の中にこの生き方を広めたいということで始められた天風会というのにも入ってみたいなとか思いますが、結構なお値段なのでまぁ本でも読んでみようと最近これを読んでますが、

爆笑します。

神様なんておらんと言い切っています。そんなものがいたら戦争なんて起こらないと。思わず膝を打ち手を叩きたくなる爽快な文章です。
占いなんてくだらんと。昔の人の言うことをなんで占いだけ信じるのだと言い切っておられます。笑いころげます。

この本は読み終わっても売らずに手元に置いて時々読みたいです。

読むと妙に元気になります。

薬物依存とかに悩んでおられる方は、天風会とか、そういうものに入るのもいいのではないかと思いますね。
大本教のようなリベラルな宗教とか…。


私はご存知かと思いますが、読書教という宗教に入っております。ま、これも依存だわな。

時間もお金なので、何でもやりすぎには注意しましょう。
薬は絶対にダメですけど、他の依存はほどほどに… という話でございました。

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