2010年8月9日月曜日

それぞれの苦労

あんたは弱い、あんたは甘い!私なんかこんな苦労している!なんてことは、言うてはいかん。

私は子供がいなくてとっても寂しい。それに比べてあなたなんか幸せなんだから、どんな苦労でもできるはずよ。なんてことを、言うことはいけないと自分に言い聞かせておる。

言いたくなるけど。見ていたら…。

実際、甘いなぁ。と思うことはこの世の中ゴマンとあるが、それを耐えられる人と耐えられない人というのは確かにいるわけで、その人が超つらいというてるのだからしかたない。


前の夫が養育費をくれないと。 それは大変だなと。
でも、聞いていたら、夫じゃない人から数万と、バイト先からも親からももらっていて、聞いたらちょっとリッチじゃないですか?

みたいなことはよくある。

だから、人の相談になんかのってはいかんといつも思う。 相談というよりも、ご意見を提供することはあるけど。

神様は、その人にちょうどいい宿題をくれるのだというから。
あんたのできる範囲でこつこつやるしかないじゃないのか?みたいな。 そんな感じですかね。

この前の、密室で暑さと飢えで殺された幼い二人の子供のことを考えると、ここ最近夜中に目覚めて息苦しくなり、涙が出てきたりしてとっても困った。
私が意味もなく情緒不安定になっても死んだ子どもはかえってこないわけだし、バカみたいだから泣くまいとか思っても泣けてしまうので苦労した。

母親は確かに許せないし、気がくるっていると思うが、でも、そこまでになった母親も私は気の毒だと思う。いったい養育費とかどうなっていたんだろうと思う。 いきなり風俗で働かないといけなくなった事情はそうとうなものだと思うし。

そういう苦労をしている人は、遠慮せずに私にでも行政にでも電話して相談してほしいと思います。

世の中、みんながみんなご立派なはずがない。偉い人も普通な人も、そして弱い人もいる。弱いことを知って自分を守るのも一つの強さだと思うし。

いろいろ大変な時代を、どのように生きていくべきかと考えるのですが、見栄をはらずに一生懸命に生きることしかないじゃないかなと思うこの頃。

ご近所の声かけや、ちょっとした思いやりも大切にして生きてまいりましょう。

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