2010年3月12日金曜日

お金で解決していいのか

今日、久しぶりに車でちょっとうろうろしていたんだけど、あそこも、ここもテナント募集だらけでなんともやり切れない気持ちになった。

やたらコンビニがある。日本全国似たようなお店ばかり。

ふっとこの風景はフィリピンみたいだなと。経済が破綻し政治も腐敗している国はサリサリストアばかりがあった。サリサリストアというのはコーラとかちょっとした食料とかを販売しているお店で、それが本当に地方に行くほどそればっかりがあった。ちょっとお金ができてやることは皆タクシーの運転手かストアの経営しかないのだという。当然、あまり売れない。でも、それ以外のことが当たるような経済状態ではない。デフレの究極の状態はこういう感じなんだろうなと思ったものである。


種の多様性が失われることで脆弱になる。
構造が単純になると強度が落ちる。

世の中も同じじゃないだろうか。 中小企業がどんどんなくなる社会は弱い。皆がみんな優秀な一流会社に行けるわけがない。 大衆はみんな派遣になって、子どもの数がどんどん減る。

これはダメだとない財源を搾り出して子ども手当を配って、さて世の中は発展するだろうか?

それはあまりに知恵がないと思う。
フィリピンの風景を見ても思った。知恵がないからサリサリストアばかりになる。

でも、知恵がある人もいる。そういう知恵のある人に資本金を貸しつけて商売させるのがいいと思うよ。
私に貸して!つぶれた湯めみの里とかやりたいけどな。

なんか、倒産した会社を政府が肝入りでベンチャーに活用できるようなことしたらいいじゃないかなぁと。

まぁ。冗談はさておき。

やっぱりタダでお金をあげるのはよくないと思うんだよ。
日本の経済は、後10年ほどしかもたない。 それなのに、そんなことでいいんだろうか?

生活保護とかも、食料品クーポンとか住宅を世話するとかそういう生きるということの根本的な支援をしてあげるべきだし、子育ても保育園を倍増させるとか、いろいろやることあると思うんだよね。お金配るというのはインパクトはあるけど効果は薄いと思う。

うちのお父さんが言うてました。金がなければ知恵を出せ、知恵がなければ汗を出せと。

なんか、ホンマに不景気なんで、私は新技術の勉強に気合が入るのであります。

税金払うのが辛くてしかたないけどな。 この重税感も世の中によくないと思うけんども。

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