2009年10月21日水曜日

年を取るのもおもしろい

この前、やったカラオケ大会のトリは、出席者の中でも最高齢のオジイサンだった。
そして、奥さんという方も見に来られていたが車いすで介護の人に付き添われての出席。奥さんは、もう背中もそうとう曲がっていた。
でも、それぞれに奥さんはベレー帽をかぶったり、ご主人もパリッとしたスーツを着てオシャレにしてパーティーを楽しんでおられた。ご主人が歌を歌うと、奥さんの車いすは舞台に担ぎあげられ、心からの笑顔でご主人に花束を贈呈し、ご主人が「愛してるよ」とコメントして会場は大喝采で、ちょっと感動した。

顔のシワや白髪を気にして年を取ることを少しでも遅らせようとしているけど、何も怖がることはない。
年をとっても楽しいじゃないかと思った。

80歳、90歳になってどんな風に私はシワクチャになっているんだろう。それもちょっと楽しみな気がする。

そのくらい年を取ってしまうと、何をしたって感動を与えることができるような気がする。

南田洋子さんが亡くなった。ご主人にあそこまでしてもらって最高の死にかただったと私は思う。

夫婦仲良く(どんな夫婦でも最初から最後まで仲がいいことなんてないけど最後には)人生が楽しかったといえたらいいなと思う。

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