2008年12月19日金曜日

世間様 がんばらないと

昨日、ムーブを横目で見ていて、1999年に子どもを6人よるリンチで殺された親が、損害賠償請求で一人あたり1000万円-1200万の損害賠償請求をして、支払ってくれ完済したのは1人、払い続けてくれている人は一人、遅れながらも払ってくれている方1人、支払わなくなった方2人、1人は全く払ってないという話を見た。

で、1999年に何軒リンチ事件があったかというたら、結構な数があったから驚いた
検索していくと、結局、少年事件の実名報道の是非になっていきいろいろ読んでいったが、
コンクリート殺人事件の話を読むともう胸がふさがれるというか、たまらない気持になる。
主犯格の少年Aは今年出所の予定だという


私の子どもの頃にも悪い子というのはいて、ちょっとアホで乱暴な子でちょっと貧乏な環境だったりしたものであるが、読んでみると、今の悪い子というのが、必ずしもそうではないという気持ちになる。

コンクリート殺人事件の記事を読んでいて思うけど、絶対にこれは止めることはできたという気持ちだ。彼らがどうしようもない悪い人間だったことは、周囲はわかっていたはずじゃないか。その最初の芽をなんで近所の人が警察に言うとか、注意をする方法はいくらでもあると思うのだ。

やはり世の中のことに関心を持たないといかん。
夜中にうろうろしている若者を町ぐるみで注意して更生させるようにしないといかんと思う。

ちなみに、何回か実際に経験していることであるが、
家の前のくらがりでシンナーを吸っている若者を見ても、
街中で若い女性がチンピラに絡まれているのを見ると、
「ちょっと!警察呼ぶよ。何してるのよ!」と、声がなんのためらいもなく出る。
これが神様のお力で周囲5メートルは振り返るほどに大きな声が出てしまうのだった。
私は、高槻警察の電話番号をきちんと携帯に登録している。何かあったら戦うぞと思っている。小さい頃からそのように教えられ、怖い人に負けるな!と教えられたと思う。

今は違うのだろうか?すぐそばにいる若い男がなんで助けようとせず、おばさんがチンピラに向かっていくのかわからない。 

ちなみに、大きな声というのは武器になる。私が本気で吠えると周囲が一気に気がついて注目が集まるのでこれまですべてのチンピラは逃げた。
実はこんな私も女子大生の頃に、夜、家の近所をお祭り帰りにとぼとぼ歩いていて、アホが乗った車に拉致されそうになったことがあった。その時も、自分でも想像を超える大声でどやしつけたら、めんどくさそうと思ったのか諦めてくれたことがあった。
体もでかいが声もデカかったことを私は感謝しているが、これは訓練だと思う。
負けるか!という気合を持つべきだ。


ま、空手教室に行くとか、今の子は自分の身を守るようにがんばらなんといかんなとしみじみと思いました。 と、いとこがやっている空手教室を宣伝してしまうけど。

これから、世の中、不景気らしいし、生きにくさがいろんな意味で出てくるけど、子どもたちだけは守ってやりたいと思う。

コンクリート殺人事件で加害少年の母親が少女を見つけて「家に帰りなさい」言って終わっているのがびっくりだ。個人的にはそれが一番罪が深いと私なんかは思うけどな。

その後、裁判で、自分は悪くないみたいなことを言うているみたいだけど、私はそれも許せないわ。 自分本位もほどがある。 確かにアホな親だと思うわ。

親がボロというのは、本当に辛いだろうなと思う。実際、そういう子を見ていたら
「母を訪ねて3千里」とか「ホームレス中学生」とかの逸話はまったく役立たない。
そんな話がもうドッチラケなのである。そんな彼らや彼女らの心がうまく育たないのはわかる気もする。

非行少年の心を育てるのは厳しい罰則も必要だけど、愛情も必要だと思うのだ。

社会が家族でいいじゃないかと思う。 そういう社会であって欲しい。

世間様というしっかりとした大人がいて、「アホか!お前は!」と注意してくれることで多少は違うと思うんだ。 そういうオバサンでありたいなと思うな。


個人連絡====

Mさん。お米ありがとうございました。わざわざ届けてくれたのに留守ですみませんでした。
Aが会いたい言うてます。 あの時親切にしてくれたこと忘れてないとこの前言うてましたわ。 

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