2007年8月25日土曜日

覚せい剤女 その後 2

覚せい剤女のその後であるがまだ日本におるようである。

今日、薬局のおしめの売り場で、おしめのパッケージの男の子の写真を見て私は泣きたくなった。 おしめのパッケージにモデルの男の子が覚せい剤女の息子にそっくりだったのだ。
私でこうなのだから、実の父親のTさんの気持ちというのは、どんなに辛いだろうと思う。

覚せい剤女には一人息子がいた。
息子は擁護施設(見に行ったけど、本当に大きな施設である)
覚せい剤女の息子の父親であるTさんは、夜も眠れないことがあるという。時々、施設の前に行ったりして、ひと目でも見れないかと思ったりしているそうだ。

そもそも、私が覚せい剤女が本当に間違いなく、覚せい剤をしていると思って、本人に説得しても辞めるどころか、よけいに私をうっとおしがって逃げるようになり、これはもう逮捕するしかないとTさんに相談したとき、彼は、息子に会えなくなるかもしれないことは覚悟していた。

「ゆうさん。会えなくなるのは辛いです。でも今でもお金でね。お金が欲しいときだけ、息子を使って電話かけてきて、道具にしてるだけで、その時に会わせるだけですわ。これからどんどん物心ついてね、母親がお金のためにしていることをわかったらね、あの子のためにようない。早くしてください」
と言われたのである。 最後に私のところに息子を預かったとき、Tさんがオモチャを持って会いに来て、もしかしたらこれが最後かなと息子をひざをのせて涙ぐんでおられた姿を思い出す。

 Tさんも奥さんのおられる方で、覚せい剤女とは不倫の関係であるが、彼にとっては生活がかなり厳しかったときでも女に生活費を渡したりして、本気の付き合いをしていたつもりだったと。 覚せい剤女との間には子どもが2人おり、1人目は死産だったそうだ。 子どもを2人も作った仲で、生まれた息子はTさんにそっくりである。 私は彼の気持ちというのは本物だと思う。

 しかし、先日も電話で話したが、本当に自分はあんな女に夢中になってどうかしていたと聞いた。友達にお金を借りてまで女に渡そうとしたことがあり、その友達は自分の縁を切ったという。その友達は今思うと正しかったと。 本当に勉強しましたと。

 覚せい剤女は、家が立ち退きになってしまったので、今は昔の水商売仲間の友達のところに居候している。 覚せい剤女との共通の友達を通じて、T氏は情報をもらっているようだ。


 2週間ぶりくらいにTさんから電話があり、まだ帰らないらしいし、また水商売でバイトを始めたようだ。 酒なんか飲んだら薬をしたくなるじゃないかと心配だと話した。


 私は、久々に今の覚せい剤女の愛人である東京のサラリーマンの男にメールしてみた。一度Tさんに電話してやってくれと。

 そしたら、夜遅くにこんな返事がきた。

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佐伯様

どうも、**です。

相変わらずバタバタしており、返信が遅くなり申し訳ございま
せん。

メッセージを頂いたTさんへの電話ですが、かけるつもりは
ありません。

これもご存じでしょうが、Tさんから8/4に電話を頂きました。

で、佐伯様へお話しをしている通り、覚せい剤女の入管の件が全て片
が付いたらお会いしましょうとお話ししております。

また、これも佐伯様にお話ししたとおり、一方的な情報で非難し
てしまったことはお詫びしましたし、お礼も申し上げました。

そのことは良いと、お許しも頂きました。

で、覚せい剤女が病気だから云々と言うお話も伺いました。

しかし、以前申し上げましたように、今回の一件で、とにかく、
今後は小生が全面的にバックアップし、Tさんや佐伯様に今
後は覚せい剤女の件でご迷惑はお掛けしませんので、お気にされなくて
も結構です。

Tさんが悪いというのはもう無いですが、覚せい剤女がフィリピンに
行くにせよ、日本に残るにせよ、関係を完全に断ち切ることが必
要だと思っております。

そのケジメの意味で、「ケリが付いたらお会いしましょう」と考え
ております。

バイトの件は、入管呼び出しに時間がかかっている以上、世話
になっているSさんやJさんのお宅に、単に居候というわけに
も行かないだろうから、部屋代、食事代ぐらいは入れた方がよい
との考えで、小生も勧めたことです。
また、覚せい剤女自身の借り(借金)もありますから。

今回の件で、覚せい剤女の実家に無理をして送金をする必要はなく
なったので、覚せい剤女の借りを返すことに専念できますので。

また何もせず1日中ぶらぶらしていることは、体にも精神的にも
良くないですから。

今の情報では、過去の実績ではオーバーステイでも、犯罪でも
逃亡の恐れ無しの場合は入管の審査手続き開始に1.5~3ヶ月は
待たされるようです。

とにかく執行猶予中ですから、入管の判断が出ないと自主的に
フィリピンに行くことも出来ません。

覚せい剤女が留置場から出て、すぐに自己申告したので、こうなってい
るのかも知れません。



 ところで、佐伯様、本件は佐伯様にとっては終わった話ではなかったですか?
 
小説のネタに情報が欲しいとおっしゃるのであれば、ケリが付いた後で、お会いしたときに色々お話は伺えますし、こちらもお話でき
ることもあると思います。

 その時まで楽しみに取って置かれては如何でしょう。

 また、何かお知りになりたいことがあればおっしゃっていただければ、知っていることについてはお知らせします。

以上


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資本金96億ほどの会社の社員なんやけどさ。
ケンカ売ってるんか? 年収1000万円だけど、覚せい剤女が夜中に自宅に電話してからややこしくなり、現金は持たされてない。 大阪単身赴任の友達も大阪女がいるんです。
あー立派な会社のホームページには地域社会との繋がりとか、コンプライアンスとか書いてあるけど、ホンマに株価もたいしたもんだが、将来大丈夫か?

 私に情報は一切いらんから、Tさんに電話するのは男の仁義やと思うけどなと夜中にSMSを6通入れた(さすがスカイプ!)


 覚せい剤女の話は、亭主に言うても「そんな話聞きたくないわ。運が落ちそうな気がする」
と言う。 小説のネタにもならんらしいぞ。

 でも、ほんまにつくづく日本の法律がおかしい。

 覚せい剤やって出てきた人間を、野放しにしてどうする! さっさと帰らせろ!入管の怠慢やとこれは思うけどね。 これでまたアイツが薬したら入管のせいだわ。
 だいたい、覚せい剤の依存なんていうのは病気なんだから。 
 覚せい剤リセットプログラムでダルクに行くのを義務づけるとかね。 あるやろと思うけどな。

 ほんまに。

 そんなグチブログを書いてたらTさんから連絡があった。 上記のメールの主に電話したらやっと出たわと。 一回会うことにしたからと。


 よかった。 よかった。 



追記:どうも、このアホ事件のせいで、私自身、心が乱れていて、いかんな。と思って、今日はヴィパッサナー瞑想を意識してやってみました。 少し毒がきつくなっているなと反省したが、でも!人の悪口でも言うとらなしんどすぎるねん! でも、でも、でも…

う=ん。 ま、いいや。
スマナサーラさんのお話をどうぞ

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