2007年8月7日火曜日

愛なんて言葉は死語になるじゃないだろうか。
結婚式の誓いの言葉を聞く気持ちは昔と完全に変ったなと思う。
変らぬ愛ってもうないんだろうか。

覚せい剤女の今のアホカレがメールで書いてきとった

今度のことが、精神的に弱いそうなので佐伯さんのトラウマにならなければ幸いです。

バカにしとんのか気使ってんのかようわからん男だった。


私しゃコンサバですから当然、彼には言うたよ。
これはいい機会ですから、奥さんとの関係を取り戻したらどうですか?

奥さんとはセックスレスも長いのだと。 でも、分かり合ってると。
家では私は小さくなってうまいことやってます。 それが大人の夫婦です(?)

みんな、浮気はやってると思いますよ。出張長い人なんて。

ご主人も悪いけどサイパンでいると思いますよ。
(ホンマに私がタダでも亭主のことで悩んでいるのに、ノイローゼで自殺したらどうするつもりやったんやろか?)


もう、本当に考えさせられたアホ男やった。
思うんだけど、企業の長期にわたる単身赴任なんていうのはあれは犯罪やなと思うな。
フィリピンの日本人の男もロクなことしてないというのも、この前、フィリピンに行き現地の活動家の方にいろいろ聞いて情けないと思った。


浮気は男の甲斐性とかいう理論は確かにまだある。
スカイプでオンラインにしていたら、毎日のように話しかけてくる内容のない男ども。
常に男は、深い考えはないんだと思う。


でもね。



近所の足の悪いおじいさんが、いよいよ家から出られなくなったらしく、新聞を取りに表に出るのも辛いらしい。 私が行くまで新聞がたまっているようになった。 ゴミの日の朝は必ず電話がかかってくるようになってしまった。 別にいいんだけど、身寄りのない彼が、ゴミを出すだけに私が訪ねて来て、ついでに玄関の郵便物を布団のところまで持って来てくれるのを楽しみにしているのがわかる。
ちょっと心配で、これ以上になったら行政に相談しないといけないかもしれない。
私も引越しできないのも困るし。


もう死んでしまった私のオジイチャンは老人ホームで最期を迎えたが、実はうちのオジイチャンという人も女好きで若い女と駆け落ちして家を蒸発した人だった。で、大阪の老人ホームに入って出てきたのである。正直オジイチャンは愛媛の実家に近い所の畳のある場所に行きたいと私にこぼしたが、今さら帰れないくらい長い間オジイチャンは消えていたので、私しゃオジイチャンに「しかたないやろ」と説教したのを覚えている。

私は大学生の頃で、やはり哀れな感じがして、なんとなく時々遊びに行ってボケたじいちゃんの話を聞いたりしていた。 でも、今思うといい経験だった。 老人ホームの男くらいミジメなもんはないなと思った。 薄らボケのじいちゃんが寝てしまって、さて帰ろうかなと思うと、隣の本当に寝たきりのオジイチャンが私を呼ぶ。 ろくに喋れないし、何がいいたいのかわからない。 水を飲ませて欲しいのか? さすって欲しいのか? 私が「何?」とベットを覗き込むと目をギョロギョロさせて私を見た。
ただ、私を見てみたかったんだなと思った。



 
男はやっぱり女が好きなもんなんだろうなと、いつも思う

でも、結局、いつも最後は寂しい。 
足元の愛情に気づかないで、毎日を過ごして、最後にもっと寂しくなってしまうのを男は夢中で生きるばかりで気がつかない。

育てていく愛を大切にしないといけないことを。

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