2007年7月1日日曜日

自分を好きな男はアホである

私は以前から「男は女が好き、女は自分が好き」という幸せな自然の法則というのを提唱してきたんだけど、その亜流として
 
 「男はその女を好きな自分が好き。女は耐えてる自分が好き」というのもあるな。と思うようになった。で、この場合は、不幸になる法則ではないかと思っている。

 いつか女は耐えられなくなる。

私の調査によると、離婚の3大原因は (男の借金グセ・ギャンブル・事業の失敗)  暴力(乱暴な性格・性格の不一致)があって、このうちの2つがあると離婚となる。
で、ひとつの場合は別居(家庭内別居)しているのが多い。 で、別居だけの場合は3つ目の性格的なものが理由になっているのが多いようだ。

 しかし、基本的に金も女も暴力も女を根底に尊敬せず、自分の所有物のような感覚でバカにしているから、そんなことができるのだ。 で、なんでバカにできるかというと、基本的に無意識に見下しているからだと思う。 
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 友人が別居中で、最近、しみじみと別居の理由を聞いてしまったのだが

 「亭主が何度言っても部屋を散らかし、俺が食べさせてやってるねんと偉そうに言うたことから」

だそうで、彼女は子どもの手が離れてから職場復帰し、やがて独立し、そして会社の近くにマンションを買い一人で暮らすようになった。 仕事が忙しいからという理由で事実上の別居に自分で持って行ったという。 最近にない胸をすくええ話である。

 いろいろ聞いてしまったが、本当に情けないと思ったのは、そうなってまで夫は
 「俺のパンツは誰が洗うんだよ」 と言ってきたのだという。


ぞっとしたと彼女は言った。 大いにうなずいた。
 
 要するに男にしてみれば、それで甘えてすりよってみたつもりだろうが、
 私しゃあんたのお母さんちゃうで。
 という話である。

 でも、男にはわからない。 それだけで、なんで急にそこまで怒るねん。
 ということになる。 

「あんたの言わないといかんのは、とりあえず。すまんかった許してくれ。俺は自分を変えるということちゃうの??」
 と説明するのもアホくさい。 

 「最初に甘やかせ過ぎた私が悪いというのもあるし、あの人にしてみたら可愛い女ではなかったかも」

っと彼女は言うが、

完璧な主婦として頑張ってきた彼女をバカにし続けて、仕事で成功した妻を祝福もせずに、甘えることでとりもどそうとしてくる男というのは、そりゃもう日本の教育が悪いとしかいいようがないなと。

 でも、好きで結婚して、そういう結果になってしまったというのは本当に女も傷ついているということを私は男に伝えたい。

 男は無意識に女を見下し、無意識に女を傷つけ、無意識に人生の値打ちを下げてしまっている

 女はみんな泣くんだ。 悔しくて泣くんだ。 そのことをビヨンセのListenは歌っていると思う。

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