2007年2月22日木曜日

ユーモアは命を救う

日曜日、思いついて本屋さんで発作的に「佐賀のがばいバアチャン」を購入した。


日曜日の夜にすぐ読んだ。
やっぱり笑った。 私の好きなところは(正確に覚えているわけじゃないが)
英語ができないと思い悩む孫に「私は日本語だけで生きていきます」とテストに書けと、
漢字も苦手とさらに言えば「ひらがなとカタカナで生きていきます」
歴史も苦手と言えば「過去にはこだわりません」書いとけ!と豪快に言い放つおばあちゃんの優しさである。

漫才のネタで知ってるけど、本でもやっぱり声絞り上げて笑ってしまう。 
こういう笑いって本当にすばらしい。

何もなくても笑っているというのは大切だ。 まず前向きである。
それが例えブラックな笑いであっても、泣いているよりは笑っている方がよい。

本好きの友達と話したのであるが、結構キツイ話である。
「今日は晩ご飯がない。明日の朝ご飯もない」そういうことを言わないといけなかったお婆ちゃんはどんなに辛かっただろうか。 可愛い孫に、そういうことを言わないといけない辛さを「腹が減っているのは気のせいだから寝ろ」と言えるのは、せめて明るく言わないと辛すぎたんじゃないだろうかと。
 偉い人だなぁと話したのである。

確かに、昔は本当に貧乏な家とかいうのもあった。前に、紹介したことあるけれど、貧しすぎて気が狂って自殺した友達も、お母さんという人が、まじめな天理教信者とかじゃなくって、
もうちょっと豪快な人だったら、多少は違っていたんじゃないだろうかと思ってしまった。

そういう風に思ったら、人間あんまりマジメなんはいかんということなんだろうなと。
いろんな風に考えて、前向きでい続けるというのは、一つの能力である。

笑顔は0円。マクドナルドはよう言うた。
とりあえず笑ってないと死んでしまうぞと私も思うこの頃。

笑って元気出してがんばろう。

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