2006年10月17日火曜日

おばさんの 乙女心

先日、お金持ちの社長さまのお家にどうしてもパソコン修理で遅くなり、泊まらせていただくことになった。 女社長さまでなんかもう友達みたいな感じでございますが、はっきりいうて社長さまは超豪邸に住んでおられて…天と地ほど違います。

 で、ハンサムな息子さんのジャージを着てねと出してもらった。

緊張した。 で恥ずかしくて、上だけしか借りれなかった。 下はコットンのズボンだったのでそのまま寝てしまった。

 ははは~。

 20歳も下の男の子の服でもなんか、ちょっと恥ずかしい。 ああ、これって忘れていた恋心なのかしら。

 亭主の汚いジャージは、思わず自分の下着とは別に洗ってしまう私。 亭主の服に嫌悪感はあっても、ときめきなんてまったくないが、その息子様の大きなジャージには超ときめいた。 亭主よりも背が高いのだなぁとか。 私はバカじゃないだろうかと笑いながら寝た。 ちょっと嬉しかった。

 はぁ。

 先日、海外に一人住む亭主と電話で喋っていた。 「私のこと好き?」とかイジワルして聞いてあげた。
 「そんなことを聞く人は嫌いです」とか、亭主がテレてベラベラ喋りだしたので、

 「私はねぇ。あなたがキライで悩んでいるのよ」
 と言うてやった。

 亭主は「いつでも離婚してください。そんなこと言うんだったら」と言うた。
 私は「しっかり考えてみたいと思います」 とお返事してお電話は終わった。


 まぁ。亭主とも今年の10月で結婚7年もなる。 早いものだ。 何の進化もない夫婦だなと。
 ただ、子どももできない亭主となんでいっしょにいるのかとつらつらと考えると、付き合っているのも計算するともう10年も15年もなってしまっているので、いろんなことがわかってしまうのである。

 「こうなったらこうなるだろうなぁ」とかいうのがいいも悪くもわかってしまう。
 そこに確かに、若いハンサムな男の子の大きなジャージを着たトキメキはないんだけど、兄弟みたいな気楽さというか、それまで積み重ねてきた小さいけど自信のようなものもできたような気もする。

 たぶんだけど、女というのは家を守るという無意識の気持ちがあるから、そういう意味で浮気とかあんまりしないじょないかな。  ヨン様にはわらわら騒ぎたかったりするだけで。

 その点、男はこう精子を振りまきたい本能というかヤンチャが治らないというか、そういうので浮気がしたかったりするんだろうなぁ。

 うちの亭主も浮気とかいつするんだろうと思うのだが、水商売系しかないみたいで。 やっぱりビビリなのでそういうことはできないらしい。(知らないだけだろうか?)

 別に、実はどうでもいいと思っている私がいるのであるが、これは亭主に対して愛がないのだろうか?それとも自分に自信があるからだろうかと思うのである。

 でも、確実なのは私より亭主は高血圧でタバコもスパスパ吸うし早く死ぬだろうということで。
 亭主が死んだ後に、私は楽しくできるように近所の若手を手なずけておかなければと思うのである。

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