2006年10月27日金曜日

マライアキャリー大阪城公演に行ってまいりやした

ねえさん私はついていきます

マライアキャリーのheroは私をいつも勇気付けてくれるのである。 
彼女の人生を思うと 人生、こんなに才能があっても苦労というか、孤独というか、大変なんだなぁと思ってしまうのだ。

彼女はいつも自分に問いかけながら「いける。いける。私はいける!」って頑張ってる人なんだろうなと思うから、私は彼女が好きなのである。

一生に一度コンサートには行っておきたいと思うので、迷わずすぐにチケット購入したんだけど、見たらまた絶対に行こうって思った。 アメリカでも行って見たいな~とか。

正直、ウワサどおり、ライブに弱いマライア。1曲歌うと1曲誰かが歌って休みとか、そういう感じ。
なんで、そこまで露出する?って感じなんだけど、見てるうちになれてしまい、そうだこれが彼女のスタイルなんだみたいな説得力があり、瞬間、瞬間の、すべてに計算されたステージは、やっぱりそのへんのお気軽なライブとは違います。

コンサートというよりショー。 カッコいい映像が曲ごとに映し出されて、口パクこそないけど、準備されたものを見せてもらっている感じで、まぁ。英語の言葉がもうひとつわかりにくく、会場とのコミュニケーションというものあまりないので、もひとつ、こう、盛り上がらない感じは正直あったけど。

でも、歌の迫力というのは「ああ、歌っていうのは、こういう気合で歌うものなのね」って思った。
そして、あの彼女のエモーションみたいな高い高い神様みたない声は、たぶんもう出ないのだろうなと。
その代わり、アレサフランクリンみたいな迫力があってね。また違う魅力が出ていいんじゃないかと思ったわ。

 私、前世は黒人の奴隷だったので、こういう黒人の血が流れて差別に耐えた方のソウルフルな歌声に接すると無条件に涙が出てしまうのです。
 最後の方にheroが流れまして、もうこれは、美空ひばりがりんご追分を必ず歌わないとファンが納得しないみたいな世界だわと思ってしまいまいました。ファンのために歌ってるって感じ。

 でも、歌詞にある「And you know you can survive」あなたはわかる。あなたは生き残る!
のsurviveの瞬間に、まるで後光がさすように照明がギラーってなった時は、もう泣けて泣けてしかたなかったです。

 ケッコウ、お客様見てると年配のおじさまとかも多かったんだけど、私のように辛い人生をこのheroに支えられて頑張っている人じゃないかなぁと思った。 アンコールの「クリスマスにはあなたが欲しい」は日本だけなんだそうだけど、本当はこういうお子ちゃまなのはキライなんじゃないかなと思ったの。


 マライアとしては、それは露出たっぷりで、無理矢理にもセクシーダイナマイトになりたいんだろうなと思う。
 いいじゃないか。まだ若いんだし、おもいっきりやれ!そう思ったな。応援するぞ!そういう挑戦ってステキだ!ぞ。って。
 

何とか、一人でもいいから、もう1回見たいわ。と思ったら、ワールドツアーは28日の香港で終了なのね。 あ~残念。
パスポート切り替えてないからムリ。(あっても無理だったけど)
次の目標は、いつか必ずアメリカでばあさんになってるマライアを見たいと。
その時に私もヘソ出せる勇気を維持していたいと!

 これから私はどこか違います。

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