2006年9月27日水曜日

寂しくてたまらない病気

娘を捨てて男の所に走ったF。男が夜勤に行くと、寂しくなって電話してくる。

私にはわからないのであるが…。

病気なんだろうなぁ。

「ええやん。男が働きに行ってくれてさ。家があって、そこでテレビ見てたらいいだから最高やん」って。

なんか、子宮筋腫が見つかって明日病院にもう一度行き検査の結果を聞くのが怖いとか。

子宮筋腫なんて今、多いから大丈夫だよ。


 それ以上の会話は…ないよなぁ。


「佐伯は寂しくないんか?一人で仕事して寂しくないんか?」

 いやぁ。寂しい言うたら寂しいけどぉ。食べんといかんからなぁ。仕事しとかないと不安やねん。

 たぶん自分に自信がないからそういう病気になるんだろうなぁ。 しゃーないやん。 のんびり生きたら。 別に困らないやろう。と言う。

 で。つい、会話が途切れてしまう。

悪いけど、忙しいので、うまい言葉も説教も浮かんでこないのだ。

でも、Fと話していると、ちょっとだけ優越感がある。
私の方がマシだなとか。 そういう意味ではFも存在価値はある。 私って残酷な奴なんかもしれん。
冷たくもできないが、どうしても彼女の娘の辛い思いを考えるとFに優しくする気が出ない。 

 「私ってワガママでダメな奴なんやなぁ」とFが言う。

そうだな~。と心から思うが、黙って聞いてやるだけだ。

 どう対応してあげたらええんやら。
 ま、思うのは、女の子こそしっかり厳しく育てんといかんわ。 ふんわり育てる時代は終わったと思う。
Fの娘が非常にお金にガメツク。 しっかりしている。 嬉しいなと思う。

セコーイFの娘のおねだりを私はイジワルクかわす。 それが楽しい。
Fにその楽しみはわからないらしい。

 私にしたら、スロットしか興味がない男より、おもろい娘の方がよっぽど楽しいけどな。
 要するに私は、とてもFが腹立つわけで、冷酷やから冷たく電話で相手してるだけなんである。

 ほんま、まともに相手してたら間違ってしめ殺してしまいますな。


*****
 その後、電話がさらにある。実家に何年ぶりかであまりの寂しさに電話して中に入ったそうで、自分の大切にしていた(だったら持って出ろ!)指輪やピアスが見当たらないと電話してきた。

 知るか!バカ

精神病独特の「私はどうしたらええの~」が出て軽くパニックになっている。 70歳過ぎた母親の前でアホかと思う。 で、忙しいから後でねと電話を切り、深夜にこっちからかけて大説教する。

 自分のしでかしたことの大きさ考えたら、金目のもんなんかいつまでもあると思うほうが間違いやろ。
母親に心配かけるなバカ。

 あ~。もう情けない。

 「もう死にたい」 が始まる。

 うそつけ。死にたい人間が子宮筋腫でおびえるな! 私が腹立ったのは、久しぶりの実家の自分の部屋が変ってしまっていたことにパニックになっている娘の側で、彼女の母親もオロオロした声を出していたことに腹が立った。

 私だったら飛び蹴りで娘に怒るけどな。

 あ~。もう! 運が減る! なんとかして!

昨日は、カスパルの近藤さんと、日本の将来は暗い。つくづく早く死にたいと話していたのであるが、これが大真面目なんである。 我々は神様を心底信じている人間なので死ぬのがまったく怖くない。
普通に死んだら嬉しいという話をしてしまうのである。神様のお側で心静かに過ごしたいと。

ただ、神様に呼ばれるまでは神様のくださったお仕事をいたしましょうというような話をしてしまう。
そういう人間にしてみたら、精神病患者の甘えた「死にたい」はバカみたいに聞こえてしまう。
ホンマに一回お滝修行でもさせないかん。

ちなみに、私は近藤さんと違ってキリスト教ではない。何でもあり教で、神様は必ずおるとは思っているが、宗派は問わず、この宗教のこれがスゴイとかいうものをただ利用している。

 亀岡の大本教本部に開祖の書道を見に行きたいと思っているこの頃です。 10月は命日なので沢山展示されているらしい。

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